この作品は、プロットなしの勢いだけで書き始め、最後まで失速することなく書き終えることが出来まして、我ながらよく頑張ったと思います。
それと書き終えてから気が付いたんですが、文字数は思ってたよりもかなり多く、あれ?こんなに書いたっけ?と自分でもちょっと不思議な感覚が残りました。
中身に関して触れますと、終盤の展開(二人がそれぞれ失意に落ち、それぞれが苦悩して前向きになって行く流れ)は、ハッピーエンドに向かう為の布石といいますか、結末を盛り上げるために谷間を作ろうと考えながら書いてました。
なので逆に言えば、結末は決まっていたことで、終盤の展開は”あと少しで最終話”と考えながら書いてまして、作者本人は打ち切りエンドという考えは微塵も無く、「綺麗に終わることが出来た!万歳!」と思ってます。
エピローグはオマケで書いたので、このせいでそう感じる人が居たのかもしれませんが。
幼馴染のカスミに関しては、作者本人は噛ませ犬(所謂、負けヒロイン)として脇役扱いでしたので、カスミの反響の多さにちょっとビックリしてました。
あと裏話的な話としましては、ヒメカさんがドズルと仲良くなる為に、ヒメカさんも犬を飼い始めるというエピソードを考えてました。
名前を「ゼナ」にして、ドズルがゼナにホレてしまい、イチローそっちのけでゼナに首ったけというストーリーまで考えてたんですけど、結局ボツにしました。
新作のお話
今現在、連載継続中の物が1本だけなので、何か新作を書きたいなと色々考えてます。
・タイツフェチの主人公と年上美脚美人との恋愛
・貧乏学生と未亡人との大人の恋愛
・ぽっちゃりヒロインとのほのぼの学園物
・地味だけどよく喋るヒロインとの僕だけがこの子の魅力を知ってる的なラノベっぽいの
・家庭の事情で学校に来れないクラスメイトとの交流からの恋物語
・あとは、こってりとした妹物とか
設定とかのアイデアはあるのですが、ストーリーがいまいち浮かばないんですよね。