• エッセイ・ノンフィクション
  • SF

【独り言】改善案として送らないカクヨムネクストの改善案

 いつもお世話になっております。
 限定近況ノートを作成している最中ですが、何故そもそも限定近況ノートを書こうかと言うと、新しく登場したサブスク「カクヨムネクスト」の物の売り方が正直下手過ぎて、1ユーザーとして、多少貢献してあげるか……と思ったしだいです。

 カクヨムネクストとはなんぞやというと説明がめんどくさいので↓のURLを熟読してください。
https://kakuyomu.jp/help/entry/faq_next
https://kakuyomu.jp/next

 要するに、ネクスト単品の話だと角川系列で扱った商業ライトノベルをカクヨム媒体で読めるよって話です。
 価格は月/980円。
 正直サブスク界隈だとラノベが読み放題でカクヨムの広告が消せるぐらいのサービス内容では高いと感じます。
 涼宮ハルヒが無料で見れるの良いじゃんって思ったんですけど、そもそも全巻じゃなかったのでいらないかなと思いました。
 まあ、この物価高の世の中でこの価格設定が妥当だと上の人達が判断したと思うので、我々がとやかく言っても仕方ない。


 現状のネクストが980円という前提で話を進めると、まず言いたい事はネクスト単品で絶対売れないと思うので、元々既存の「サポーターズパスポートに加入しているユーザーの単価上げ」から始めた方が良かったと思います。
 サブスクの新規から加入する障壁をちょっと甘く見積もっている感が否めないです。
 プラン内に組み込んだ提供から始めた方が今回は良かったケースですね。


 カクヨムネクスト!
 単品980円!

 って販売するよりも、

 カクヨムのサポーター加入している方へ!
 カクヨムネクストプランを追加!
 単品640円!(本当はセット割の値段)

 と、元々のサブスクを加入しているユーザーへのオプションとして前に出し、加入数を増やす方が、単価は下がっても参入障壁のハードルが非常に低い所から始められたと思います。
 サブスクは物販と違い、最初の分母を増やしてからいろいろユーザーの意見を聞いて改善や新規サービスを開拓していくコンテンツなので、参入障壁を赤字にしてでも最初めちゃくちゃ低くしてユーザーを増やさなかったのが良くないですね。
 寧ろβ版みたいに無料にして、ユーザーから意見もらって途中から有料にするという典型的なライトユーザーに嫌われる囲い込みをしろと言いたい。

 そして単品ではなく、サポーター加入を前提にしたサービスから始めれば、どうしてもネクストに入りたい新規ユーザーがいたら980円じゃなくて最初から「ライト+ネクストの1120円」で売れるんだから、結局今のやり方だと140円損して売ってる事になる。

 サポーター+ネクストユーザーが少しでも増えたあとに、ネクスト単品のプランも好評の為作りました。
 980円!
 って打ち出せば、投げ銭のギフトが140円で1個入るなら「ライト+ネクストのセットプランがお得じゃん」って考える人もいれば、「投げ銭なんかいらねぇからネクストで商業本と広告が消せれば良い」って考えの人に分かれて、単価を高く続ける人と元々売りたかった値段で加入した人という両方に分断するので、サブスクの売り方をネクストは失敗してると思います。


 今後ネクストを立て直すには一旦新規顧客ではなく既存のユーザーへのサービス拡張を予算が苦しい中でやっていくしか無いと思います。
 運営さん頑張って下さい。


 という事で私が出来る応援は、サポーターパスの価値を上げることかなと考えたので、限定近況ノートを作って、読まれなくてもサポーターパスを使わせる選択肢をユーザーに与える事かなと思いました。
 何故読まれる可能性が少ない一般ユーザーが、そこまでカクヨムをおんぶに抱っこしないといけないのか?
 それはひとえに、カクヨムに対する愛なのかもしれない。

 ああ……広告収入の無いエッセイか……
 そう考えるとやる気が出ない……

 ちなみに限定で使おうとしているイメージイラストのキャラクターです↓

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する