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俳句自主企画「お題:紅葉」に推敲しました+俳句について

前回に引き続き、今回も俳句自主企画「お題:紅葉」で公開した「紅葉酒」「紅葉鳥」の二句を推敲しました。
どうも僕は公開したものなら、第三者の視点になれる悪癖があるらしく、気付けなかった組み合わせや言葉が公開後に出てくることが多々あります。
一応、公開前の状態で、二、三日、永ければ一週間検証しているのですが、公開後の精神状態には中々なれないです。
俳句に関しては、今回は一日置きました。
十七音はワンフレーズ+季語しかなく、短歌や小説の様に時間を置く必要がないと考えていたのですが、
甘かった、舐めていました……俳句を。
出来たと思った瞬間、身を屈めて這いつくばるような位置に、抜け道が幾つもある事に気付いてしまったのです。
ぶっちゃけると俳句は読者の視点を誘導しやすい。
文章(定型詩)として最短故に、読者を的確に誘導しなければ、そもそも成り立たないのです。
視点の誘導、そして、ワンカットのみ切り替えを可能と意識すれば、時間か空間かどちらかを選ばざる得ない。勿論、固定もありです。
出来ることは少ない。それ故に魅せたい映像を明確に意識し、先出しか、後出しか、詩はあるか、季語は合っているか、そして今回の気付きである、読者の焦点が合っているか、これだけ。
(短歌も正確な視点を求められるが、十四音分出来ることが増える上、曖昧でも成り立ってしまう悪い前例が出来てしまっている。季語が無いから、この誤解に気付くまで俳句より時間が掛かると思うし、実際掛かった)
御託を並べたが、もどきを含めて始めてから半年掛かって、漸く俳句の入口に立てたという話です。



気まぐれ俳句で溺れてみたり

https://kakuyomu.jp/works/16818093085435499070

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