おまけの句が一句では寂しいので二句追加しました。
このおまけは明確に反戦をテーマにしています。
疲弊していく大地を見るのも苦しいですが、理不尽に奪われることに、抵抗する怒りも理解できます。
近現代の戦争は一方が悪いということはありません。
どちらにも言い分があり、その押し付け合いです。
話し合いが纏まらなかったから、腕力で解決する子供みたいな所業ですが、単純に戦争は駄目と言っているだけでは、永遠に終わりません。落とし所を探すか、一方を破壊し尽くすまで止まらないのです。
と同時に、戦争を止める別の方法も模索されてきました。
そのひとつが戦争の記録です。
公式の発表、時系列の記録、映像、レポート、果ては小説・詩などの文化的活動まで、大局から小局まであらゆるものを残されると、後に冷静に判断できる時代になった時に問題の解決する糸口になります。
回りくどいやり方ですが、これも立派な反戦だとおもいます。