いつもみどりのの作品をお読みいただきありがとうございます。
この度、「幼馴染を寝取られたが貞操逆転世界でハーレムを作って幸せになりたいと思う」の18禁リライト版をノクターンノベルズ(R18投稿サイト)にて公開いたしました。
https://novel18.syosetu.com/n7872ix/二ヶ月半ほど前にカクヨム運営より性描写に関して警告を受け、その際はR18引っ越しか!? と覚悟をしたことがありましたが修正で事なきを得て、いまだにカクヨムの片隅にて作品を楽しんでもらうことが出来ております。
ならば、なぜみどりのが18禁作品を発表するに至ったのか?
興味のある方は続きをお読みください。
あるカクヨムユーザーとのやり取りの中で「AIって好きじゃない」という話が出ており工、今までに触ってきたAIがAIとは名ばかりの人工無能のみであったみどりのは一度AIを実際に使用してみることにしました。
選んだのは「にほんご文章・小説AI AIのべりすとβ2.0」という小説に特化したAIでした。
参考 URL:
https://ai-novel.com/この「AIのべりすと」はフリーアカウントのユーザーに対しては「4000文字の入力した文章から約350文字の小説を出力する」というサービスを提供しています。
これは基本的には末尾からの4000文字が対象となり、その文章の癖、登場人物、出来事などを反映して350文字の文章を出力するという仕組みで、繰り返すと4350字→4700字→5050字→……とどこまでも長く小説を書いていくことが出来ます(参照されるのは後ろからですので、5050字から文章を生成する時点で1050文字はAIの文章を参照してAIが文章を作っていることになります)。
もちろん機能的にキャラクター設定を読み込ませたり、用語を登録したりともっと思い通りに使えるサイトです。
興味を持ったみどりのは、まず手始めに自作である「幼馴染を……」の「第1話 俺が見間違えるはずがない」を入力して文章を生成させてみました。
(以下、「幼馴染を……」のことを原作と呼びます)
結果……見事にポルノ小説が出力されてきました。
いや、1話はセンセーショナルな物語にしようとちょっと煽り気味に書いて(結果R15でデビューすることになった)いたので結果自体は納得しているのですが、その時に1つ驚いたことがありました。
「AIは18禁の文章が上手」なのです。
これは全てのAIに当てはまることではないのでしょうが、「AIのべりすと」の機械学習で入力された文章の影響なのか、どんどん淫語を使った文章を出力してきます。
ここにそのまま貼り付けたらみどりのが垢バンされるような見事なポルノ小説が出力されて来ました。
もちろんキャラクターの男女の性別がしっかり理解できているわけでないので、そのシチュエーションに置かれているキャラクターに対しておかしな行動をとったり、3人しか登場人物がいないはずなのに1人に対して3人がリアクションしたりとおかしなことは沢山します。
出力を続けると、原作には登場しない恭介の妹が登場!
その妹まで西田先輩の餌食に!?
という感じで物語はどんどん進んでいきます。もちろん陽菜とヒナの入れ替わりなど存在しないため、恭介は最終的に西田先輩の毒牙にかかる展開になりました。
(↑原作ファンの方は見なかったことにして下さい)
ある意味ではAIの創造性にショックを受けたみどりのはそのままその出力されていく物語(ポルノ小説)を小説として成立する形にしてみたくなりました。
ノクターンで公開することを前提にリライトするために、恭介くんが女体化することになりました。
(さすがに主人公が掘られる小説はノクターンでも需要はないと判断しました)
AIのべりすとでは読み込ませる文章はどこからでも書き直すことが出来ます。
恭介くんが女体化することにした時点で登場人物の名前を全て変更(西田先輩のみ残した)し、全く別の小説としてリビルド? していくことにしました。
このようにして誕生した響輝君の物語は「【R18】幼馴染と妹を寝取られた俺がTSして肉便器に堕とされた」という身も蓋もないタイトルの小説として公開され、総文字数3万3000字、全12話の物語としてノクターンノベルズに公開されました。
https://novel18.syosetu.com/n8117ix/3日間でPV数は6,517PV、AI出力で数時間で作って公開した小説としては面白い結果を得ることが出来ました。
(もちろんAIを使用して作成していることを公表しています)
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ここで頭に浮かんだが、原作をそのままR18リメイクしてみるというアイディアです。
みどりのがR18小説を書かない理由、それは「面倒くさいから」です。
ストーリーや心情を書き進めたいみどりのにとっては性描写を延々続けないと読者を満足させることが出来ないR18の小説は不向きです。
(エッセンス的な性描写や男女の愛の確認としての性行為を描くことに躊躇はありません)
原作は性行為に関しては「した」ということは明確に表現されていますが、「しているところ」はほとんど出てきません。
そのため、「しているところ」を書いてみるのがAIを使ったチャレンジ課題として出てきました。
あっという間に生成出来た(推敲は文章や内容がおかしい部分だけでAI任せだった)「肉便器」と違い、「ハーレム」はストーリーに沿った性描写が必要になります。
ただ、出力するだけではなく出力された文章に細かく手を入れて軌道修正、描写を正しくしていかないといけません。
そのようにして出来上がったのが「【R18】幼馴染を寝取られたが貞操逆転世界でハーレムを作って幸せになりたいと思う(成人版)」になります。
https://novel18.syosetu.com/n7872ix/こちらは原作中でもエッチな度合いが高かったエピソードである「255話」「258話」「259話」の3話をチョイスしました。
(それぞれみおによる手ほどき回、しずくひよりの初めて回、のどか初めて回 というある意味豪華なラインナップ)
興味のある方はご覧ください。もちろん18歳以上の方しかお読みいただくことはできませんが。
このようにして出力された物語は、前後編に分けたこともあり、全5話で72,681文字、PV数は3日で1,971PV読んでもらうことが出来ました。
元の3話の合計が7,511文字であることを考えると、R18リメイクは文字数が軽く10倍になることが分かります。
つまり、台詞や擬音、性的興奮を煽るための描写などに10倍の労力がかかり、ストーリーを進めることが出来ないということになります。
やはりみどりのはR18作家になるのは不可能なようです。
が、ここで18禁描写が大得意な文章生成AIである「AIのべりすと」が貢献します。
面倒くさい描写をポンっとボタンひとつ押すことで350文字ずつ生成してくれるのです。
もちろん好みの表現もあるでしょうし、「ひよりはこんな事言わない」って思うこともあります。
しかし、学習するとある程度語尾なども合わせてくれるので労力を軽減しながらR18小説を書くことが出来るでしょう。
ということでR18版を公開してみたんですが、あくまでもカクヨム優先です。
カクヨムではAIを使った文章をのせようと思いませんし(日常描写は別にめんどうくさくないので)R18作家になるつもりもありません。
カクヨムファンの皆様で自分の好きなキャラクターでそういうこと(R18描写)はして欲しくないという意見が多ければ自分としては削除する方向でも特に構わないと思っています(もっとも作中で性行為をしていると明確に描写しているので詳細を描いただけではあるのですが)。
長々と書きましたが、AIは現状では小説を書かせるのは(単体では)難しい。
小説を書く人間のサポートとして使うのは十分に有用(みどりのの場合はR18特化)。
以上のような結論になりました。
AIのべりすとはある意味ではスマホの予測変換と同じです。
予測変換で出てくる文章を採用するか、すべて破棄するか、一部採用するか、判断するのは利用している人間の判断です。
そういうサポートとして使うには十分に有用と思いますのでAIを一方的に嫌うことなく、道具としての活用も視野に入れるのがこれからは大切かなっていうごく当たり前の結論にたどり着きました。
(機械学習の学習元問題などは別の問題ですのでここでは議論の俎上に上げません。)
ということで、せっかくですのでAIを使うことで生まれた2つの作品
【R18】幼馴染を寝取られたが貞操逆転世界でハーレムを作って幸せになりたいと思う(成人版)
https://novel18.syosetu.com/n7872ix/と
【R18】幼馴染と妹を寝取られた俺がTSして肉便器に堕とされた
https://novel18.syosetu.com/n8117ix/の二作品をよろしくお願いします。