先日、オニヤンマの写真を投稿しましたが・・・今度は蝶々の写真です。
皆様は「アホバカ最底辺作家って、最近、昆虫の写真に凝ってるのね」って思われるでしょうが・・・違うんです。オニヤンマもこの蝶々も、歩いていて、たまたま出会ったので、スマホでパチリと写真を撮っただけなんです(笑)。
で、皆様に質問です。この蝶々は、
〔A〕花の蜜を吸おうとして、いままさに花に飛び降りようとしている
〔B〕花の蜜を吸い終わって、いままさに花から飛び立とうとしている
のどちらでしょうか? いつもの、おふざけやアナグラムではなくて、真面目な生物学的質問ですよぉ。
正解は一番後ろにあります。
さて、「非有名観光地不思議旅」の「エピソード2 三島、修善寺、龍の道」をアップしました。駄作ですが、もしよかったら、覗いてみてください。
https://kakuyomu.jp/works/16817330657316808051/episodes/16817330658957742064〔蝶々の答え〕
写真を見ると、蝶々の顔の前に、ひらがなの『し』の字を180度回転させたような細い管が出ています。この管は口吻(こうふん)と呼ばれていて、花の蜜を吸う管なんです。
この管は飛んでいるときは、渦巻き型蚊取り線香のように『ぐるぐる巻き』になって、顔の前に収納されているんですが、花の蜜を吸うときは真っ直ぐに伸びるんです。
このため、〔A〕の『花の蜜を吸おうとして、いままさに花に飛び降りようとしている』場面だと、管はまだ『ぐるぐる巻き』の状態です。花にとまってから、管を伸ばすわけですね。
一方、〔B〕の『花の蜜を吸い終わって、いままさに花から飛び立とうとしている』場面だと、管は蜜を吸う伸びた状態のままなのです。完全に空中に飛び上がってから、『ぐるぐる巻き』にして顔の前に収納するというわけですね。
で、写真は管が伸びていますので、正解は〔B〕です。