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ひとつのおわり


詩集「隣で眠るあなたよどうか生きて」

完結です。
ありがとうございました。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054895143147/episodes/1177354054895144772


ひとつの詩の為に、バラバラの詩を繋ぎ合わせて物語にする作業は、いろいろ悩んだり考えたり煮詰まったり、つい欲張りになったり、冷静になると逆に何も必要ないんじゃないかってなったり、でもやっぱりあれもこれも必要だってなったり…
頭の中がぐるぐるして気付いたら徹夜してて…
なんて日々を過ごしていましたが、楽しい日々でもありました。

これでいい、と思えた瞬間は特に幸せでした。

早くこの詩集を公開したい!と、うずうずしながら何ヶ月かの待ての日々を経て、やっと公開できた時はすごく嬉しかったけど、寂しさもありました。

(待て期間の果てに発表された詩人賞ではこの詩集のうち二編だけ選出され、はじめは飛び上がる程に嬉しかったのも、時間と共に虚しさに心が支配されていきました。おこがましい話です。)

終わりが見えてきたここ数日は淋しさの上塗りをしていくような感覚でした。

そんな日々も今夜で終わりです。

今は淋しさに達成感が申し訳程度に寄り添っているような心地です。


あっという間だったな。


でも、どんなことも終わってしまえば「こんなもん」なのかもしれないですね。



2件のコメント

  • 完結おつかれさまでした。
    それぞれの詩が、並べられる順番によりまたさらに意味を持つということを強く感じ、詩の深さを見た気がします。

    寂しい気持ちも分かります。
    それだけこの詩集に真摯に向き合ってこられたんですから。

    それでも素敵な詩集を生み出された、その達成感をいっぱい感じてくださいね。
    ありがとうございました。
  • フミさん
    コメントありがとうございます。

    詩を並べ替えるだけで、詩のもつ意味や見えてくる情景が変わるのだと実感し、勉強になりました。
    面白いですよね。

    真摯に向き合った証がこの寂しさなら、少しは愛おしく思えてきますね。
    そして素直に「やり切ったー!」と達成感を思いっきり味わいます。

    ありがとうございました。
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