皆さまご無沙汰しております、あとみくです。
今年の正月に書いてから半年ぶりの近況ノートでございます。
え~とりあえず、近況ノートなので近況をば書かせていただこうかと思いましてね。
ツイッターはほぼ毎日やってるんですが、なにせ書ききれないので、今回は久しぶりにここで書こうかと。
さてさて、しかし、何から書いてよいやらなんですが…。
とりあえず時系列で書くとですね
2021年12月:私、実家に帰り、両親と3人暮らし(出戻り娘)
2022年1月:母、脳出血で突然倒れそのまま入院、要介護5
2022年6月:父、週2~3日やっていた仕事(美容師)を引退
2022年8月:母、病院から老健(介護施設)へ移る
2022年10月:実家の財産を「家族信託」で私が管理
…という流れで、とりあえず母の状態は落ち着いていて、施設で面倒を見てもらっている状況です。
しかし。
仕事を辞めて1年経つ父。
認知症がちょっとずつ進み、昔のことは覚えてるけど、直近のことはほぼ忘れてる。
今までずーっと生活のことや家のことはすべて母任せだったので、仕事を引退しても、家事とかは1ミリもやらない。
母が施設に入ったけど、代わりに私がいるわけで、「妻が倒れたから自分がやらなくちゃ」という思考にもならず。
認知症も相まって、本当に、【生活】ということが何も見えてない。
何度も「母の施設代がかかるし、うちは大赤字で家計は火の車なんだよ!」と言っても、それが実際にはどういうことだかピンと来ていない様子。
そして。
父に渡していた小遣い用のキャッシュカードの残高を確認したら、1年で40万円使っていたことがわかりました。
これは1ヶ月に直すと、3万3千円。
(ちょっと調べたら、博報堂の調査によると、【60~74歳のお小遣い平均 月2万6820円】、だそうです)
70代の父、もうちょっと節約してほしい。
それで、10日で9000円ずつ(千円札の方が使いやすいと言うので)渡すことにして、月2万7千円にしてもらおうと思ったんです。
しかし。
…最初の10日間で9000円を2回所望し、あっという間に約2万円を使い切りましたアハハ
どういうことかというと、1年間の月平均は3万3千円だったわけですが、実は夏の猛暑で家から出られなくてまったくお金を使っていなかったり、私が父用の飲み物を通販で買っていた時期などがあって、それを含めての平均額だった。
つまりは、今現在、父は1日2000円、=【月に6万円】使っている。
内訳は、1日2箱(1000円)のタバコ代と、プリン・ジュース代、です。
父は入れ歯で硬いものが食べられないので、今は食べやすいプリンが主食。スーパーで売ってる3個パックのやつをもりもり食べて、部屋の中に積み上がっています。朝食・昼食はそれで済ませ、夕食だけ私がフリーズドライのスープを用意しています。
(今までおかゆを作ってたんですが、毎日毎日「お腹空いてないし食べられないから少なめにして」と言われ、そんな、猫のエサみたいなひとくちぶんのおかゆを毎日作れるかよ!?しかも毎日毎日「少なくていいんだよ??」と、まるでたまに帰省した息子にやたら大盛りを勧める母親かのように扱われ、「大盛りにしたこと一度もありませんけど!?」とブチ切れて、結果、スープのみになりました)
なんか、ふと我に返ると「は?主食がプリン?」と思うんだけど、いつの間にかこういうことになってしまった。
父は勤めてた時は昼に弁当やパンを買って、夕飯だけ家で食べる、が通常だった。休みの日の昼食は、散歩に出た先でサンドイッチなどを食べる。だから、「夕飯のみリビングで食べる」が常であり、昼食は自分で勝手に用意する、というスタイルだった。美容師を引退して、弁当やサンドイッチが、プリンになった。プリンを部屋に何個も常備して好き放題食べ、タバコも吸い放題吸うので、お腹は空かない。それでおかゆがスープになり、余計にプリン・タバコの比重が増える。
というわけで、1日2000円スタイルになり、どんなに「節約して!」といっても、タバコもプリンも、1歩も譲れないということのようです。「タバコだけはやめられない!」と言うので、それなら月の小遣い3万円はタバコだけに使い、プリンは諦めて、昼食は私が用意するよと言ったのですが、「プリンもやめられない!」とのこと。
いや、どっちか諦めなさいよ。
月に6万円も小遣いもらってる爺さんなんて聞いたことないよ。
ツイッターで散々愚痴を書いたのですが、私が本当に怒ってるのは小遣いがどうとかじゃなく、「母が倒れたのに、そのことについて協力する気が皆無」ということです。タバコもやめない、プリンもやめない、もちろん家事もしないし、家のことについて「今後どうしていこうか」というような立ち位置で考えることもない。
…私は、思いました。
父はいつも、母のことを「早く治って帰ってきてほしいね」と言っていますが、もしも母がリハビリの甲斐あって身体が不自由ながらも家に帰って来れたとして。
…その時、この父は、母に、家事を全部やらせる気がしました。
自分はベッドに寝転がってタバコを吸ってプリンを食べながら、びっこを引いて父の部屋を掃除しゴミをまとめる母に「大変だねえ」と声をかけるところが、ありありと浮かんだんです。
何かが、プツンとなりました。
もちろんこれは私の勝手な想像であり、実際には違うかもしれない。もし本当に母が帰ってきたら、父は人が変わったように家事をやるかもしれない。
でも、なんか、この想像が浮かんだ時、認知症とか色々仕方ない部分はあるとしても、それでも、なんかだめでした。
それで、小遣い問題の他にもたくさんの様々なブチキレ案件があったんですが、とにかく、私はもう、父の足音を聞くだけでも動悸がしてしまって、仕事も手につかなくなり、ちょっとまずい感じでした。
それで、ですね。
ここからが本題なんですけど、実はこのブチキレのちょっと前に、別居中の夫から連絡がありまして。
「アパートを退去することになったが、引っ越し資金について自分の両親と話し合いが付かず、つきましてはまことに勝手ですがそちらに同居させてください」とのこと。
私はそれで、ここでもブチキレたんですが(ブチキレる血管がいくらあっても足りない笑)、しかし、申し出を突っぱねているうちに上記の「プツン」状態になり、それで、「とにかく、環境を変えなくては私がダメになる」と思い、…別居した夫を、うちに呼ぶことにしたんです。
最初は、「自分のケツを自分で拭けない男を二人も面倒みきれるかーーっ!!」と怒り心頭だったんですけど、夫と何度か話し合いをするうち、「おや、夫は少し自分のケツを拭けるようになったみたいだぞ、父よりは100倍マシだぞ??」と気付きましてですね(笑)、もうどうなるかわからないけど、同居をしよう!と。
たぶん、私が、「自分で何かを決めて、自分で仕切りたい!」というのがあった。
実家で、私が仕事をし、私が家事をし、父はなーーーんにもしないけど金だけ私より使う…というのが許せなくて、とにかく「ここのボスは私だぞ!!」というのを示したかった。
普通で言えば、ここは父の家であり、娘の私はともかく、夫が同居するのであれば父の許可というか、同意がいるでしょう。
でも私は父になーーんにも言わず、夫を呼びました。
それで翌日、父がリビングに来て初めて「あ、久しぶりで覚えてないかもしれないけどこれは夫だよ。昨日からここに住んでるからね」と言いました(笑)
実はこれまでも夫は「そちらで同居できないか」と打診してきていたのですが、「父の手前、それはムリだよ」と断っていました。やっぱり私も「父が何て言うかな?」と気にしていたからです。
でも、「プツン」を越えた私は、もうまったく気にならなかった。
私が決めて何が悪いの?
家事のひとつもやらない人は黙ってて?
そんな気持ち。
これが健全で素敵な気持ちだとは思わないけど、でも、親に対する無意識の罪悪感のようなものを振り切って、「私とあなた(父)は対等で平等な関係なのに、あなたが全ての義務を放棄して母への義理さえ果たそうとしないのはおかしいです」という、個人の意見を堂々と表明できる感覚になりました。
そして。
この感覚はともかくとして、夫との同居でまた別のトラブルが起きたら元も子もないわけですが。
同居を始めて数日間。今のところ、問題なくやっています。以前のような修羅場にはまったくならず、至って落ち着いている。夫は目に見えて回復していました。今までは数分話しただけで何かの拍子にパニック状態になり、手がつけられなくなることもしばしばだったけど、そんなことはほぼ皆無で。
まあ、父の問題があって、それに共同で立ち向かっているという立場だからこそ、落ち着いているのかもしれないけど。
でもとりあえず、今は、以前のような「夫婦」ではなくて、「親しいルームシェア相手」みたいな感じで、久しぶりに二人分の夕飯を作ったりして(米の減りが早い!料理の回数が増えた!←最近は1日食パン数枚みたいな生活してたので)、楽しくやっています。
もちろん、今後、何かトラブルや問題が起こる確率は、全然ある。
でも、目先だけの対処かもしれないけど、夫のおかげであの「プツン」を乗り越えることが出来ました。
結局まだ、【小遣い6万円問題】は棚上げのまま、タバコをやめさせることも、何かを節約させることもできていません。
これについては今度、地域包括センターに相談に行ってみようと思います。禁煙させるか?あるいはシルバー人材センターとかで働いて自分でタバコ代を稼がせるとか?あるいは母の施設代をもっと安くできるとか?何か案があるかもしれません。
とりあえず今の近況としてはこんな感じです。
だから、一応、「出戻り娘」ではなくて、「高齢の父と同居してあげてる夫婦」ってことになりますね。
ま、実態としては、この夫婦は修羅場を経て貯金がゼロですので(笑)、「実家に帰省ならぬ寄生をしている夫婦」とも言えますが…(実家以外の所に住もうにも審査に通らないと思うので)
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あ、それから、生活の近況でなく創作の近況ですが。
カクヨムでの一次創作はすっかり止まってしまっていて、今はもっぱら某・往年の大泥棒アニメの二次創作をしています(ピクシブにて)。はい、ウン十年ぶりに二次創作というものにスッ転びました。生活のストレスもあり、毎日毎日アニメ鑑賞やグッズ漁りや同人誌を楽しんでいます。
しかし、一次創作をやめたわけではなくて、あくまで、自分の中ではメインは一次創作で、充電期間としての二次創作というような気持ちでいますので、ひととおり堪能したら一次創作に戻るつもりでおります。
でもほら、こういうのって、自分がすっかり納得するまで沼に浸らないと、気持ちよく帰って来れないので。
無理やりどうこうするのではなく、流れに乗れればと思っています。
うん、ちょっとね、父との問題で本当に行き詰まっている時に自分の一次創作というのは、ちょっとハードルが高かった。なんていうか、そういう自分を保てなかった。自分の現状とは距離を置いて、アニメや二次創作を楽しむ、というような精神でいるのが精一杯だった。今思えばね。
というわけで、夫との同居で父との確執が少しほぐれたりして、創作に対する気持ちも変わってきたら、一次に戻れるかもしれません。
いや、いつもいつも、読んで下さった方、続きを待っていて下さっている方には申し訳ないと思ってるんですが!
でも、申し訳ないと思ったところで、やっぱり納得いくものが書けないのであれば、焦ってやってもしょうがないし。
一応、夏を越えて涼しくなったら、季節的にも、書けるかなあ…という心持ちでおります。
ではでは、長文読んで下さりありがとうございました。
なんか、文面からも、ちょっと「この人、だいぶへろへろだな?」って感じが伝わるかもしれない(笑)
でもツイッターではわりと元気につぶやいてたりするので、「こいつ生きてんのか?」と思ったら覗いてみてもらえれば…。
(一応、カクヨムもちょくちょく覗いていますので、離脱したわけではないです)
それじゃ、もうちょっと、がんばってみます。