ロンドン・パブ物語 (丸善ライブラリー) 石原 孝哉
パブの看板―イン・サインに英国史を読む 森 護
『霧深き異郷にて ~ミァハニアンは泡沫の夢の如く~』を執筆した際に読んだ資料本の備忘録的な感想です。
パブについては他の本にもいろいろと書かれていました。英国にとってはそれだけ不可欠な存在のようです。
パブという呼び方が使われだしたのはもう少し先で、作中の時代(一八五一年頃)にはなかったようです。ただ数年遡った文献にパブリックハウスという表現はありました。
本によっては作中の時代を扱っていても『パブ』と表記しているものがあり、使うべきかどうか悩んだ次第です。結局、パブという表現は使いませんでした。