久しぶりに妻とソファに座って一緒に映画を観た。
アンドレイ・タルコフスキー監督の「ノスタルジア」という映画。
私は二十代の時に初めて観て、これで4回目くらいだが、妻は初めてだった。
妻曰く、あなたは普通の人じゃない。こんな重たくて暗い映画を観て平気でいられるのだから。
確かに私は普通じゃないのかもしれない。でも、全然平気ではなかった。その、映像美と作品の高潔さに、またもや深く胸打たれた。
何と素晴らしいのだろう。
でも、私の好みは普通じゃない。
これからもっと普通の映画を見ようと決意した。
写真は長年頑張って走ってくれているうちの車の走行距離メーター。
縁起がいいので写真に撮っておいた。
これをご覧になった方にもいいことが訪れますように。