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嫌になるなぁ

 いや、それほど嫌でもないが。

 短歌の選ばれたやつ、さすがって思うような作品多かったなぁ。自分は才能ないなぁって思っちゃった。ここからでもがんばれば、って言っても、そもそも短歌への情熱が元々あまりない。

 自分が好きなのは、どちらかといえば歌。歌詞作り。でもそれも、才能ない。もうさすがにわかる。数人が褒めてくれるということはあったとしても、それくらいが限界。だから好きなように書くくらい。

 もちろん小説作りも才能ない。

 ただ、才能とかの問題じゃなく、自分にしか作れないようなものは作ってみたい。それは人から見たら模造品の一種だとしても、自分ではこれがオンリーワンだと思えるようなものがいい。

 なるべく誰かと競わないようなものにしたい。でもそれも誰かが楽しめるものにならないと、虚しい。

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