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小説の中の嘘

指摘される前に白状しておきます(笑)

諜報員明智は、実際の陸軍中野学校やら太平洋戦争前夜の時代をモデルにはしていますが、フィクションです。
言うまでもなく、無番地なんてありませんし、登場人物も架空の人です。

ですが、できるだけ時代背景や流行、生活などは当時の状況を調べて書いております。
フィクションとはいえ、あまりに事実から逸脱してしまうと、ファンタジーになってしまいますしね。

けれども、実は現在投稿している内容の中に、意図的についている嘘が一つだけあります!

それは、無番地の紅一点、当麻旭ちゃんの経歴です。

現実の早稲田大学が女子学生を入学させたのは、昭和14年(1939年)。
つまり、昭和15年には、早稲田大学OGはまだ誕生していません。
旭ちゃんは昭和14年に大学を卒業し、1年間、スパイの訓練を受けている設定ですので、全然計算合いません。
ただ、史実通り、早稲田初の女子学生が卒業するまで待っていると、太平洋戦争が始まってしまうので、ここだけは嘘書きました。
女子大とか、他の大学出身に設定を変えることも考えたのですが、彼女のキャラクターにとって、ワセジョ一期生という設定は割と重要だと思い至り、史実とは敢えて異なる設定にしました。

彼女は『諜報員明智湖太郎』ですと脇役の一人ですが、メインもはれる子です。若干ポンコツですが、ルーキーですので、伸び代はあります。

明智ともども、末長くよろしくお願いします。
そして、多分この種の嘘はこれからも時折混ざるかもしれません(汗)

1件のコメント

  • >オリオンさん

    コメントありがとうございます。

    そうですね。時代背景は複雑で難しいのですが、それだけ魅力のある時代ですので何とか描ききりたいものです。
    別作品の中では、この時代の重苦しさを前面に書いているのですが、こちらは通勤通学中にも読めるウェブ小説ですし、あまり重くならないようにはしたいです。


    執筆、お互い楽しみましょうね。
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