こんにちは。
今日の関東地方は大雨予報で、これでまだ梅雨に入っていないというのはどういうこと?という感覚ですが…。
さて、先日からの「えっ?」から始まった、縦組みのフォーマットに伴う変更作業ですが、これが意外と頭をひねることになりました。
そもそも短編から始めればいいのですよ本来は…。ところが、印刷する作品の長さを指定してこないことから、「じゃぁ、普通の文庫本1冊分があるもの」と勝手に解釈して、始めてしまったんです。
4月末から大人の事情で(本当はその必要はなかったらしいのですが)しれっと下書きに戻してあったあの長編…。
結花のお話(「あなたのやり方で抱きしめて!【改稿版】」)を現在下書き⇒作業完了後に順次再公開という形で戻しています。
長編と言っても、現在の最長が25万文字を超えるものが現れている中で、15万文字の本作は決して大長編ではなくなってきました。それでもあの原田結花というヒロインは作った私が言うのも変ですが、人物像としてもよくできています。その前の主力ヒロインである片岡茜音と同じようにその当時の私の理想をすべて詰め込んだ子だったんですよね。カクヨムでも作業が終わり次第順次再掲載となっております。(その後くらいからの作品は随時作業を行って参ります)
でもね…、その後の連絡で短編希望とのことだったので、えぇ~い!と思いながら順次進めていく予定です。
ブラウザの縦組みでチェックをしながら行っていますが、横書きと環境設定が意外にシビアだということも今回の作業で分かりました。特に数の漢数字変換であったり、ルビや傍点の打ち方も見え方が横組よりも神経を使うことが分かりました。傍点で言うと、カクヨムは《《》》を使うと作ることができて非常に便利なのですが、縦組みにすると、点がかなり目立ってしまい、いろいろ試した結果、他のサイトでも使う|《・》 を組み合わせて使う方がきれいに見えたりと。
また背景の表示色も、画面の昼光色ではなく、小説本などでよく使われる生成りの色紙のように見せることもできるのが芸が細かい。また、パソコンに限りますが横組みよりも縦組みの方が一画面に一気に表示される行数も多くなるので、これは意外に使えるということも分かりました。
最近のKADOKAWA関連のサイバー攻撃については、元ITエンジニアとしては許しがたい事件ですが、今はカクヨムという場からこのまま嵐が過ぎ去ってくれるのを祈るばかりです。(同時期に小説家になろうでも種類は違いますがサイバー攻撃が発生しているようです)