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ふん、どうせ「一般家庭じゃない」ですよ~だ!(ぷんぷん)

こんにちは。

今日は創作とは全く関係ありません(コラ)。

先日、とある電器屋さん(〇〇カメラとか、〇〇デンキとかそういうところ)に行ったとき、〇〇光にすれば値段下がりますよ!というセールス文句はよく聞きます。「安くなりますよどうですか!」と客引きもしつこいし、本当に安くなるなら話に乗ってもらおうということで、子どもの習い事の待ち時間、話を聞いてもらいました。(どうせ私も暇だし……)

で…、普通はね……、光回線をつなぎこんだ先に無線LANルーターを一つぶら下げればいいと思っているんでしょう…。

ところが我が家の場合、昔は電話線(加入電話)とインターネットが別で、後にひかり電話に乗り換えたものですから、構造が少々複雑なのです。

ということで、ざっと我が家の通信環境を表してみたのが今日のイラスト(図面)。

図面でONU、HGWと書いてあるのが、NTTからのレンタル機械。ここまではNTTが面倒を見てくれます。ですから、ここまでの故障であれば修理・交換などもNTTの責任で直してくれます。

そこから先は私が自前で構築しました。床下配線も自分で工事。家の中で有線LAN、無線LANを縦横無尽に使って、無線LANなら基本一度つながれば、移動しながらでも切れることはありません。(最近よく「メッシュ対応」とか書いてあるものですが、SSIDを統一させて電波を吹かせているだけなので、使っているのは普通の機械です)
移動することがないデスクトップのパソコン、テレビ、録画デッキなどはそれぞれ設置している場所によって無線・有線を組み合わせて使っています。

じゃぁ、これだけのものを、お兄さんが言っているところに移し替えるとどれだけ工事が発生するの? いくらかかる? と聞いてみたところ……。
「これ、一般家庭ですか?」とまさかの回答。

(多分知らないんだろうなぁ……。今はONUとHGW一体型になっている物にWiFiカードを差し込んだものか、ONUの先に安いWiFiルーターを取り付けた構造しか……。昔はみんなこうやって自分で環境構築したんだぞ……)

お兄さん曰く、「これって事務所レベルですよね。電器屋じゃなくて業者に頼むレベルです。これご自身で構築されたんですか? 業者さんですよね?」とのこと。

心の中で、「まったく…、切り替えるのはNTTのHGWから先(図でいうと右側)だけだっちゅーの!」と思いつつ、話にならないな……ということで。お礼を言って目を白黒させているお兄さんから離れました。(まぁ、業者といえば、以前の私は本職でしたからね……。当時の同期は家にWebサーバーを立ち上げていた人もいましたし……)


そこで、自宅に帰ってから、NTTの総合ダイヤル(116)にお電話して聞いてみました。

さすが本家本元。この図面で、ONUとHGWが分離している構造を言葉で説明したらすぐに分かってくれました。「あ、最初はご自身のルーターで開通されて、ひかり電話をあとから乗せたんですね。であれば今の構成で間違いないです」と。

そこで、〇〇光って宣伝してるけど、どうなんだろうねぇ?

調べてくれましたよ。我が家の開通・障害対応履歴。

「お客様はこれまでHGWを一度交換されてますけれど、その時『ループ試験』と仰って、回線試験をご依頼されていますよね」

ごもっとも。ネット切断が頻発したので、自宅側の機械をすべて外したうえで回線がおかしいのか機器がおかしいのかの切り分けをお願いしたことがあります。これのことを回線業者間の共通用語でループ試験と言います。結果、回線に問題なし。HGWの故障ということでNTT側から即日交換手配を取ってもらいました。(再起動の記録も多数表示されていましたのでね)

「お客様はご自身で回線と機器の故障を切り分けられるので、お値段にそこまで差が無ければこのままの方が『故障対応は早いです』。転用してしまうと、弊社ではどんな機械を貸し出しているのかのデータが見られなくなってしまうので、対応に何ステップもかかってしまって、結果的に回復が遅くなる可能性はリスクとしてあります。今は弊社でレンタル機器の情報まですべて見えますので、以前のように言っていただければすぐに交換品を発送する・係員を手配することが可能です」

値段はともかく、そうなるとこのままでも全く問題ないわけですね?

「問題ありません。〇〇光の大半は弊社の『フレッツ光』のコラボレーション契約です。お客様は弊社と直接契約をされておられますので、一番シンプルなご契約と構成です。転用するとそこで工事費用ですとかプロバイダの初期費用の発生など、かえって費用が増えてしまう可能性があります。もし転用される場合は、利点としては故障窓口が一本化されることですが、先ほど申し上げたような、故障受付対応時間などご確認されることをお勧めしますね」

お~い、さっきのお兄さん、一番シンプルだってよぉ??

ということで、電卓を持ち出して計算してみると、その差は月数百円程度だということが判明。このままでいいやぁ~。これからもよろしくお願いします。と決着がつきました。

まったく、もう15年以上前だとは言え、だてにプロバイダでネットワークエンジニアやってないぞ…。

インターネットがあるのが当たり前の時代になり、あの当時「どうやって接続していけばいいのか」を一から教わっていた新入社員の頃の知識がまだ現役なんですよね。

ふん、年寄りだからって、なんでも「安い」に引っかかるものじゃないのよ!(子どもたちの独立先や、その後の老人二人だけなら、光回線よりスピードは落ちるものの、もっとお手軽でお安くなる方法はあります)

とただ単に愚痴りたかっただけなのでした。

お粗末さまでした… m(_ _)m

2件のコメント

  • ウチは建屋は別だけど自宅と自営が同じ一回線だから似たような作りになってます(床下は使ってないけど)。
    自営用は自宅から有線LAN引っ張っていって、セキュリティ対応のハブかませてPCと複合機とサーバー用に。
    スマホ用として無線LANのブースター(自宅と事務所)を置いてますww
  • 奈那美さま

    こんにちは。
    ご自宅でお仕事をされている方で、少し詳しければご自分でもこのくらい構築してしまいますよね? 

    今は家族四人なので、それぞれが動画再生だったりしているので光回線ですが、ホームルーター(ドコモのhome5Gとか)でも用が足りて安く出来るので、いつかはもっとシンプルにしてしまうかも。そもそもうちのエリア、まだ5Gそのものが来てません。今年の夏の予定には入ってます。その時に速度測定してどうなるかです(笑)
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