ノートへお立ち寄りくださり、ありがとうございます(*^^*)
夏らしい公式企画がスタートしましたね。自身の地元や愛着ある場所の風物や風景を作品にして参加する企画。私も最近書いた『祭笛』が、ちょうど地元の盛大な夏祭をモチーフにしていたので、数カ所手直しの上(=7/26以降の更新)参加しました。
企画の説明に、近況ノート等も活用できる旨書いてありましたね。なるほどと思い、写真フォルダを探したら、ありました。数年前の地元の夏祭りの画像。盛り上りの最中のワンシーンです。
自分の町の名がデザインされた法被を纏った男達。神輿を肩に担いでいる状態から、激しい掛け声と同時に両腕を完全に伸ばすところまで持ち上げ、この位置のままそれこそグワグワと揺さぶります。頂上の鳳凰がゆさゆさと揺れて。囃子の調べが男達を煽るように高揚感に満ちた合いの手を入れます。
複数の町が男神輿・女神輿を出し、計20以上の神輿がこれと同様の勢いで2日間街中を練り歩きます。約350年の歴史があるこの祇園祭、地元民の気分的にはまさにリオのカーニバルです。
作品の中のクライマックスも、このくらいの時間や混雑ぶりイメージしていました。ちょうど目の前に、作品と同じ肩車の親子が写ってます。小さい子供は肩車してやらないと、写真のように混雑に埋もれて神輿の様子が全く見えないんですよね……(笑)
コロナで2年間祭が中止になったことで自分の中に募った「祭愛」を、ぎゅうっと込めながら描いた『祭笛』。描きながら、久々に懐かしい祭の真っ只中にいる高揚感を味わいました。
よろしければ、この祭の空気に満ちた作品へぶらりとお立ち寄りください。地方の夏祭りを訪れた気分を楽しんでいただけるかもしれません。
『祭笛』
https://kakuyomu.jp/works/16816452221491522243