「ほんとの春のその先に」去年の夏ころに書いていた作品。
LGBTを扱った、少し社会派現代ドラマ寄りの恋愛もの。
今読んでくださっている方がいて、とても嬉しくて。改めて私もじっくり読み直しています。
半年経つと、自分の書いたものの細かな部分などは結構忘れているものですね。離れていた作品を読み直すって、こんなに新鮮なんだ!そんな感覚を味わっています。
この作品、改稿や加筆しなきゃいかんなーと最近ちょっとモヤモヤしていたのですが…この淡白風味はむしろいい味わいなのかな?と思えてきたり。
確かに、ここ書き足したいな…とか、もうちょっと掘り下げたい、と思うような箇所はある。
あるけど、これはこれでちゃんと面白いよ!(笑)などと自分自身に呟いたりもして。
加筆などでこれを濃くしたら、かなりどろっとした物語になりそう。ある意味読みづらいのかもしれない。
書いていた時の自分の思いが蘇ったり、頑張ったじゃん、と嬉しくなったり。
時間が経ってから自分の作品を読み直すって、楽しい。改めて、そう思います。
今後手直しするにしても、この元は大切にしたい。
やっぱり私にとって大切な物語なのです。