• ホラー
  • 異世界ファンタジー

続・カクヨムとのWin‐Winな関係について真剣に考えてみた

カクヨムに私が送った要望が邪魔をしてしまい、うまく論旨が伝わっていないようなので、こちらに整理します。

カクヨムとユーザーがより良好な関係を保つために作家ができること。
これが、前提です。

1、よい作品を書く
2、SNSなどで呼びかける
3、他の小説サイトからの読者の誘引
4、運営に要望を送る

これ以外にも、改善の方法はたくさんあると思いますが、特に4番目について、お話しします。

私は以前、ニコニコ静画との連携や、ツイッターアカウントで容易にログインできるようにすることができればよくなるのではないか、という旨の要望を送りました。

しかし、アプリの(18禁コンテンツなどをニコニコが有するため)連携は難しいのではないかという意見が寄せられました。
また、総合的な創作物のプラットフォームにしても、結局人気作品に偏る上に、逆に閉鎖的になってしまうのだからよくないというご意見も戴きました。

とてもありがたいご意見です。
なるほどと納得することになりました。

私の要望は、あまり意味がなかったことになります。
では、要望を送るのが無駄なのかといえば、そんなことはありません。

皆様が、こうしたほうがいい、ああしたほうがいいと思ったことは、どうかどんどん運営に要望という形でお送ってください。
安心していただきたいのは、決定権を持つのは運営だということです。
沢山の意見が集まることで、それを運営がトップダウン方式で検討し、よりよい未来に辿り着くことができる。
これは、決して悪い事ではないと思うのです。


閑話休題。

さて、ではカクヨムにはどんな問題があるでしょうか。
最大の問題は、やはり読者の獲得にあると思います。
カクヨムのトップページを開いたとき、目につくのは人気作品です。
これは戦略上当然のもので、面白いものを読んでもらうことで、カクヨムのすばらしさを訴えるものです。
ですが、そのトップページが見にくい。
あのトップページを見て親しみやすいと思う方は少ないでしょう。

つまり、とっつきやすさのようなものが必要なのではないかと思うのです。

もちろん、素晴らしい作品が世に出て、それで周知される──というのは理想です。
それとは別に、なにができるかというところが論点なのです。

集まった意見のひとつに、カクヨムがクリーンな場所であることを、しっかり知らしめる必要があるのではないか、というものがありました。

いまだにカクヨムといえば不正の温床というイメージは残されており、また冤罪に巻き込まれるのではないかという不安などが、新しいユーザーに二の足を踏ませる要因ではないか、という考え方です。

こういったことについて、みなさまは多かれ少なかれ、ご意見を持っているのではないでしょうか?
不正だけではなく、読者視点で見たとき、こんなところに不満がある、こんな催しがあれば読者が増える。
そのような意見を、ぜひ要望という形で運営に届けてほしいのです。

KRF(カクヨムロボットフェスティバル)という、素晴らしい催しがありました。
マイナージャンルであるロボットジャンルに一躍脚光が当たったイベントです。
この企画は本当に素晴らしかったですが、もし、もっと外側に向かって情報を発信していたら、さらにカクヨムは盛り上がったのではないか……そんな思いが個人的にはありました。


用途が不明な図書券より、書籍化した作品をユーザーにプレゼントするキャンペーン。
作者や読者が気軽に使用できる掲示板の実装。


そんな、みなさまが覚えた些細なことでいいのです。
カクヨムとユーザー、どちらもが利益を得られるよう、活発に議論できるよう、意見や要望を、気軽に送ってみてください。

それによって、相互利益と好循環が起きればいい。
それが私の、心からの願いです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する