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ホラーにおいて中二病は重要!!

 中二病的な文章というのは、漫画や小説において多くの読者を惹き付けます。自分は雨が降り出すと「写輪眼の本当の力が……。」とか言い出したくなるほどの中二病で、中二病的な文やセリフは大好きです。

 しかし大抵、中二病的な文章というのはファンタジー作品に多く含まれており、ミステリーやホラーには含まれません。

 今は「呪災少女の怪異探偵談」というサスペンスホラー小説を書いてますが、少し前まで同時進行で「魔物愛護者の奇妙な異世界」という異世界ファンタジー小説を書いてました。

 中二病要素を多く含むファンタジー小説と、中二病要素があまりないサスペンスホラーを同時に書いてて気づいたことがあります。それは……。

 ホラーにおいて中二病は重要!!ということです。

 小説というのは漫画やアニメ、ドラマと違い、映像がなく文章のみで構成されてます。(当たり前)その場合、小説内の映像は読者の脳内で想像されたものがそのまま再生されます。そのまま再生されるからこそ、読者の考え次第ではとんでもなく恐怖に満ちた狂気的な映像になることもできます。

 ホラー小説で一番狂気的な映像を想像することができるのは誰か? それは作者です。自分の脳内に出された狂気をそのまま文にしている作者こそが一番狂気を想像することができるのです。

 中二病的な文章というのはとにかく細かく描写されます。「血が出た。」という文章より、「緋色の鮮血は宙を舞った。」といった中二病的な文章の方が作者の脳内に写された映像を、読者に写させやすいと思います。

 このように中二病的な文章というのは読者により狂気を与えて、恐怖を煽ることができるのです。

 以上、最近ほぼ寝れてなくて常時深夜テンションのポンコツ醤油でした。

 ※あくまでも自論です。新人作家が偉そうなこといってすみません。


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