プロレスを初めてちゃんと見たのが小学生の頃でした。大きな男たちがリングの上で戦っているのが画面越しでも凄い迫力で伝わってきました。
しかしプロレスが好きだ、と言うと必ずぶち当たる問題がありました。あんなの八百長だろ、と言われることです。バカにするつもりはなくても、からかうような感じで言われたものです。
それに対して意地になって反論したり、表に出せないときは心の中で受け入れまいとしてました。
ただ好きな人は好きな人で困ることもありました。推しの団体や選手がいる人とは、同じプロレスファンでも意見が食い違うことは多々あります。かくいう自分も推しの団体以外は観ないとか言ったりしたものです。厄介なものですね。
自分の好きなものだからこそ譲れないものがある。僕の周りのプロレス文化とはそういうものでした。
今では尖りも取れ、プロレスの見方も変わりました。どの団体も楽しめるようになり、改めてプロレスを好きになれたからこそ、この作品を書くことができています。異世界を舞台にしたのは完全に趣味からきています。
最近は忙しくてなかなか会場に足を運べませんが、また観に行きたいですね。
※データを消失してから連載が止まっていましたが、少しずつ書き溜めています。他の作品もあるので時間は掛かりますが、できれば今年中にまた投稿したいです。