皆様こんにちは。綺瀬圭です。
初の近況ノート投稿、需要があるのかさっぱりですが、少しでも拙作をお楽しみいただけるよう、こちらに作品の裏話を載せることに致しました。私の独り言兼備忘録のようなものなので、文体はフランクでいきます笑
よければ、最後までお付き合いください。
では裏話の一発目ということで、まずは執筆のきっかけから語りたいと思います。
私はプロフィールにもあるように、あだち充先生の大ファンです。といってもにわか程度で読んだ作品も限定的なのですが、一応ファンを自称させていただいております。(一番好きな作品は「ラフ」です。ぜひ皆様読んでみてください。)
あだち充先生の代表作と言えばやはり「タッチ」ではないでしょうか。マンガを読んだことが無くとも、タイトルを知っている人は大勢いる超有名作品ですよね。
物語上でも「タッチ」についてのくだりが少々登場していますが、そうです。拙作、「タッチ」がきっかけで執筆しました。「タッチ」を拝読している際に、「幼馴染の恋愛を書いてみたいな」とふと思い立ったのです。
「幼馴染の恋」「三角関係」など「タッチ」と共通する点があるのはそのためです。ですが「双子」だったり「スポーツ」だったりを絡めてしまうと、まんま「タッチ」になってしまいますので、「双子」から「兄弟」に、「スポーツ」から「日常もの」に変えました。
そして「タッチ」は「兄・達也と弟・和也の恋愛バトル」や「達也と和也のどっちとくっつくのか?」という作品ではなく、「上杉達也が浅倉南に愛を伝えられるまで」のプロセスが野球とともに描かれている作品という印象なんですよね(綺瀬個人的な意見ですよ!)。
初めから南ちゃんは達也のことが好きでしたし。もともと両想いなんですよね。ですから決して和也との恋愛バトル要素は強くないのです。
でも私は性格がねじ曲がっていたので、「タッチ」をヒントに、「最後までどっちとくっつくのか分からない三角関係物語を書きたい!」と考えました。
早人、勇人両者の視点で描いているのも、そのためです。視点をどちらかに絞ってしまっては、誰と結ばれるのか分かってしまうので笑
「僕らがそれに気付くのはいつもずっと先のことで」の始まりは、このような流れです。
裏話②ではキャラクター設定についてお話したいと思います。なぜこのような人物像にしたのか、という裏話です。
近日投稿します。