あり得ない真夏日が続き筆の進みが遅れ気味の汐郎です、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
339話で登場する塩釜市の御釜神社ですが、お釜が四つある神社でございます。神社名がそのまんまですね。
お釜には常に海水を張っていて、毎年七月に入れ替える神事があると聞きます。拝観料100円を払えば見せてもらえますけれど、神聖なものなので撮影や触れるといった行為は禁止。
その釜の水、普段は茶色く濁っています。これが天変地異がある時には、澄んだ水になるらしい。
実際に東日本大震災の時には、四つある釜のうち二つの釜が澄んだ水になっていたそうな。
宮城県に行って鹽竈(しおがま)神社に参拝したなら、歩いて十分くらいですから御釜神社にも足を運んで欲しいです。
太古の昔から鎮座地に在り続ける社には、その理由と不思議な力があるように思えてなりません。