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世にも奇妙な通販番組-第7弾 屑の終わり屑に-「屑消し・それ~損保」

 そこへ、男がやってきて一枚の紙きれを渡された。そこには、GPSが組み込まれた貞操帯が装着されていること。ここがマウンテン・パス鉱山採掘場でも特別な者だけが働く場所であること。保険料の支払いが終わるまで働くこと、が記されていたがその期間は明記されていなかった。

 「わぁ~」

 労働を拒否した被告人は、角膜や臓器を摘出され、それを売られ保険料を支払うことになる。そのあとは、飢えた巨漢の大型豚の餌になる運命にあった。


 彼が居なくなって一ヶ月程して麻衣子のもとに一通の手紙が届いた。差出人も消印もない黒い封筒の中には、契約完了のお知らせとあり、今後、生涯、彼に出会わないことを保証します、とだけあった。そして、読み終えれば、嫌な思い出と共に焼却するように記されてあった。

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