地民党総裁選の候補者討論会が、日本記者クラブ主催で行われた。
これは、酷いものだった。
政権の悪口を言えば、部数や視聴率が取れる。この旨味が熟成して、発信力の強いグルメレポーターとして、人気・支持率を気に掛ける店やシェフをコントロール出来ると勘違いし始め、我がもの顔で自分たちの意にそぐわない料理を提供する者をこれでもかとこき下ろし、「ほれ、みたことか」と嘲り笑うのが自らの使命と勘違いするようになっていた。
地民党総裁選の立候補者は、昆布田郎行政改革担当相、岸大根不三夫前政調会長、高菜茶苗前総務相、野沢菜西湖幹事長代行の4人だ。
選挙の公正性を充分に配慮し行わなければ、偏向報道になりかねないことを熟知した上、敢えて、防腐剤をふんだんに練り込んだテーブルを用意した。