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辺境伯家の豚嫡子に転生したら周囲が敵だらけだった 改稿について

実は2つのサイトで、好きなキャラだった母の出番が改稿で無くなったうえに亡くなって残念、的な感想をいただいていました

改稿の理由としては、小説家になろうで★1連打を食らって心が折れた……というのが一番の理由ですが、物語が動いていない自覚もあったので、速度重視で序盤を削ろうと考えていた時期でもあったんです

そして、ミュンドゥングでの出来事が獣人の説明盛りだくさんになってしまったため、そこを削るためにお見舞いイベント自体を削ることにしたのです
(ここが一番削れるポイントだったので)
私の悪い癖なのですが、キャラや設定を作り過ぎて、説明過多なうえにストーリーを進めるよりキャラを全面に押し出した文章を書いてしまうため、本来進める部分までなかなか辿り着かないのです
(今作は開き直って、書きたいことを書いていました)
しかも、書いている間に設定が変わることもしばしば……

せっかくなので、プロットから抜き出した母の死亡までの出来事一覧(これを元に各話を書いてます)を載せておきます

――9歳――
転生
暗殺未遂
姉弟との面会
従者
婚約者登場
街に出る
ティナ(12歳)と遭遇、兄との再開
……(裏・ティナの激白)保留
見舞いの旅に出る
母、講師(叔母)との出会い
和食との出会い
獣人について(闇奴隷)
対奴隷商
ダイエット、武術
魔術講師
――10歳・年度更新――
父との対面(10歳のお披露目回避)
戦争勃発
――11歳・年度更新――
母の死

上記のような予定で、『対奴隷商』を山場(実際はどうしようか思案中だった)にして、魔術講師登場で第一部終了(15万字以内)の予定だったのです
それがどんどん話が長くなり、獣人に至っては書いてる間に設定が変わってしまい、手に負えなくなって改稿に至った次第です
(改稿しても手に負えず、山場なしの平坦運行ですが、これ以降は少し話が動きます)

ルドルフの母は私本人としても好きなキャラだったのですが、亡くなることは決まっており、下手に心情移入されるより存在だけ示唆してフェードアウトさせるようにしました
ですが、改稿前を読んだ方には、母の存在がすでに印象付けられていたのですね
本当に申し訳なく思います
そして、ブクマが剥がれていったのは、母を死なせてしまったことが原因でしょうか
こんなことなら、死んでも構わないような人物に設定しておけば良かった……

それと、こんなことを言うのは変かもしれませんが、亡くなってしまった母を気に入ってくださった方は、ありがとうございました
母の死を乗り越え、これから頑張っていくルドルフを応援していただければ幸いです

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