予定してなかった「春が。」のサイドストーリーを二話公開。
これらは本編を書くにあたって下書き感覚で書いたお話です。
以前、友人に読んでもらった際、「もし機会があったらこのサイドストーリーもどこかで公開してほしい。これを読んでからと読んでいないのとでは十一話(小春の過去)の入り方が違うと思う」という意見を頂いたことがありました。
その時はすごくうれしくありがたいと思った反面、この下書きの文章ではさすがに公開できないという後ろ向きな気持ちもありました。
ですが、数ヶ月ぶりに下書きの話を整理し読み返してみると、
あれ? そういえば、こういうの書いてたな。なんで公開しなかったんだろ。公開しよう。
と、すんなり思えてすぐに公開ボタンをクリック。
自分の文章にそこまで厳しくなくなったということなのか、ちょっとビックリしました。
わたしは、登場人物の数だけその人その人の物語りがあると思ってます。
本編で、小春の父である透がどんな表情でどんな思いで娘に蒼のことを話したのか。それを書くためにこのサイドストーリーが必要でした。
いろんな人物の視点にたってお話を書くのは楽しいです。
またこんな風に予定とは違う話を公開していくかもしれません。
自由気ままに思い浮かぶ通りに更新していこうと思います。