色々溜まってきたので久々にまとめです。
寧ろ本筋で出せなかった鬱憤をここで晴らしてないかって?
いやいやそんなことは。いやいやいや。
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・シャラト学院六不思議の内、ここ最近で増えたものは実は「男子寮の大蜘蛛」ではなく「旧時計塔の幽霊」の噂。ラヴィリエの父が学生時代に起きた事件により生まれたので。
男子寮に怪物が出るという噂はもっと前からあった。もしかしたら寝ぼけたヒュドラルギュルムのせいかも。
・ひとつきりで生まれて、変わろうとせず、己の世界だけで永遠を生きるものを「魔」という。
つまり、たとえ人として生まれても魔のように生きれば、魔と扱われることもままある。
嘗てフェルニゲシュで殺戮の限りを尽くし、己の弟に討たれた残虐なる王アグラーヤは、後の歴史で鮮血斧ルチェアトという魔に称された。
・実はヤズローとグラナートの相性は意外と悪くない。
お互い他家の貴族とその従者という線引きを守っているので積極的に話すことは無いが、
ヤズローの従者としての矜持をグラナートは好ましく思っているし、
グラナートの高慢だが決して他者を徒に踏みつけないところをヤズローは好ましく思っている。
・ヤズローが「大人の女」が苦手なのは大体絡新婦レイユァとか魔操師ミロワールのせいだが、今回一番反応してしまったのは三姫達が使っていた白粉の匂い。
母である筈の女がずっとその匂いをさせていたことを覚えている。
それが腐臭と混じり合ってしまうまで、見ていたことも覚えている。
逆に言うならそれ以外、顔も声ももう覚えていない。
・フルゥスターリ家はビェールィ王家とも血筋が深い歴史ある家なので、長く仕える幽霊侍女達はグラナートのことを「お姫(ひい)様」と呼ぶ。
イズゥムルートは「閣下」と呼ばれている。地位は尊重するが家を継ぐ者では無いの意。
・イズゥムルートをネージ風の愛称で呼ぶならイズィ、ビェールィ風ならルーティエ。
なお、ビェールィで名を愛称呼びするのは家族から成人前(15歳未満)の子供へ向けてが主になるので、グラナートにとっては兄にずっとナーティア呼ばわりされるのは、子供扱いされているのと同義であり、屈辱である。
兄の方は呼び慣れた名で呼んでいるだけだし、癇癪を起こす妹も可愛い。
・ちなみに兄は妹の恋路については何も気づいていない。だって首無し騎士は家の使い魔みたいなものだし……? それに恋とは……?
・「ねぇ、見て、ラーヴ。
すごいよ、ね、ディアラン様の祝福、本当だった。
あたし勝てたよ、ラーヴとあたしの、赤ちゃん産めたよ。
よかった、ごめんね、ラーヴ、あたしはもう、駄目かも、だけど。
でもごめんね、嬉しい、うれしいの、あたし、ひとりで死ぬって、思ってたから、
ラーヴと、この子と、最期まで、一緒にいれるの、ほんとに、嬉しくて。
ごめんね、ありがとう、ラーヴ、大好き、大好きだよ――」
ヒヤクの母の最期の言葉。彼女は己の命を懸けて、最期の戦いに勝った。
愛する夫に抱き締められ、愛しい息子を抱き締めて、彼女の幸福な一生は終わった。
・原初の七竜のうち、神を伴侶に迎えたものは四竜。
光竜ィヤスロゥに、金陽神アユルス。
闇竜ラトゥに、銀月女神リチア。
水竜ナヤンブに、海原神ルァヌ。
樹竜マザラに、鳥獣女神スプナ。
互いを高め、世界の皹を埋める為、竜と神は並び立つ。
伴侶を持たぬものは三竜。
火竜ギナは、その全てを焼き融かす炎ゆえ。
地竜トォデオは、不動で眠り続ける大地ゆえ。
風竜オーフエレは、自由だけを尊ぶ風ゆえ。
・「神の祝福」とは、先天的に神から与えられた特殊能力のようなもの。
内容は身体的特徴が出るものから、抽象的なものまでさまざま。
また、必ずデメリットも存在する為、故に呪いとも呼ばれている。
・なお、魔操師に絶対言ってはいけない言葉の一つとして「その目も神の祝福だ」がある。
普通に拳が出るし血を見る。本人達にとっても痛いところを突かれているので。
見えるだけだし! それを書き換える事が本領だし! というのが主な反論。
始原神の祝福:困難に抗い、世界に挑む力を得る。ただし、神を超える僭越を起こした瞬間命を落とす。
金陽神の祝福:あまねく世界を照らし温める輝きを他者に与えられる。ただし、自らの目は光に潰れ、皮膚は焼き尽くされる。
銀月女神の祝福:心を癒す眠りを他者に与えられる。ただし、自らも夢に溺れ心が壊れてしまう。
海原神の祝福:海の中で自在に動く鰭と鰓が与えられる。ただし、地上で生きることは出来なくなる。
※嘗て海の巨人に遍く与えられていた祝福。陸の巨人はその祝福を自ら捨てた者達。
鳥獣女神の祝福:鳥や獣の言葉が解る。ただし、その姿も鳥や獣に近しくなる。
戦神の祝福:参戦する戦に必ず勝利する。ただし、必ず戦の中で命を落とす。
智慧女神の祝福:世界を文字で読み解く瞳を得る。ただし、それ以外の手段で世界を認識出来なくなる。
秩序神の祝福:他者の嘘を判別できる。ただし、自分が嘘を吐いた瞬間命を落とす。
暴虐神の祝福:流血と破壊を成す力を手に入れる。即ち、心までもそれに酔う怪物となる。
病神の祝福:他者の感情の流れを視認できる。即ち、隠されるものをも読み取り心が狂う。
死女神の祝福:死を克服できる。即ち、幽霊や屍人に成り果てる。
崩壊神の祝福:全ての理が壊される。即ち、神でも竜でも魔でも人でもなく、男でも女でもなく、生きても死んでもいない何かになる。
この祝福を与えられたものは、この世でたったひとりしかいない。
時系列追加:
崩壊神と世界の傷(世界のはじまり)
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漂泊の民シリーズ(国家の境がまだ曖昧な時代)
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フェルニゲシュ戦記(全大陸で現在まで続く国家が形作られる)
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女王陛下の竜撃将と憤怒の闇龍(大陸間移動が可能な船や飛行船が作られる)
悪食男爵&三人娘シリーズ(大陸間で国交が開かれる)
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魂と魄に楔を穿つ(近代化が円熟する)
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~~~~めちゃくちゃ時間経過
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六等星は白日の夢を見るか?(星が崩壊する)
さりげなく時間軸を弄っておく…ちょっと縮めたり離したり…
あとめちゃ未来の話はそこまで繋がりなんて気にしなくていいです…単純に書いてる奴の趣味です…