カクヨム甲子園――因みにこれが二回目だったりします。
前回は短編二つで勝負していましたが、物の見事に全落ちしてまして……。
「あーあカクヨムも見る目ねえな(失礼)」と周りにはそう誤魔化していましたが、あれは若気の至りという事で……(((
今回は打って変わって長編一つで勝負しました。
「名探偵は二人いる」――別に私は当初カクヨム甲子園に参加する予定はありませんでした。ただ、少しミステリーが書きたいなと思って、長編は受験生なので無理だから短編で良いか……せや!(急な大阪弁) どうせならカクヨム甲子園に参加しよ!!
という単純な思い出参加致しました。なのでこの結果に一番驚いているのは自分だったりします。カクヨム甲子園の都合上、読者ウケを狙ったテンプレ作品――言うなれば『なろう系』の小説は選ばれにくい傾向があると思っています。
なのでどれだけ行っても無理だろうな……と思ってました。
なのでメールが届いた時は素で『出場者全員に送っているのかな?』と読んで、気づいたのは二、三回読み直してからでした。
「あれ……もしかして中間通ったのか?」
はい。MF文庫に続いてまた出ました。もうお家芸にした方が良いのでは。
なんやかんやあっても倍率十倍。身近にいる仲間は殆ど全員入っていますが、その中には勿論惜しくも入っていない人もいました。もしかしたらこれを読んでいる皆様の中にもいるのかもしれません。
これが最後の人もいるかもしれません。
前回不合格だった自分にはその気持ちが良く分か……いや分からないわ。
私は貴方では無いし、自分はあの時悔しいと思っても泣くほどかと問われれば首を横に振るうと思います。
何よりも分かったら気持ち悪いじゃないですか。
なんでここからは私の想いを言います。戯言だと思って聞いて下さい。
通った自分が言うのもなんなんですが、カクヨム甲子園で中間、もしくは大賞を取ったとして、ぶっちゃけ大して意味ないと思ってます。
そりゃあ一つの称号にはなりますよ?
検索すれば自分の名前ぐらい出てくるのでは無いでしょうか。
ただ、「だから私が高校生作家の中で一番だ」という訳でないです。
さっきも言ったとおり、選ばれる作品と選ばれない作品があります。
その中で大賞を取った人は、運よくその作品が万人受けする作品で、尚且つ審査委員の琴線に触れただけです(失礼)。
言ってしまえばただそれだけの作品です。
貴方の作品が下だという事では断じてありません。
★の数で勝っていれば良し。❤の数がそれより多かったら良し。
なのでそこまで気にする必要はないと思います。
実際自分はその後公募に行ったりとしてましたから。
自慢するならそっちの方にしましょう。高校生限定の大会で自惚れるより、大の大人と戦って勝ち残って得たものの方が遥かに威張れるし、誇れます。
自分は実力も伴ってないくせに大人と戦うバトルジャンキーです。
誰にも読まれてない作品を、更新してもPV1か2の小説を一年、五十万文字も書き続けた野郎です。
恐らく大半の人間より出来損ないが自分です。
そんな自分がヘラヘラ笑いながら必死にキーボード打ってます。
「中間にも残らなかった自分の作品なんてカスだ……」
と思ってる人がいるのであれば、私は声を大にして言います。
「甘ぇよ」
さっさと書け。足止まらせたら追い越されるぞ。
そんなつまらん事で貴方の才能を潰すな。
以上、底辺物書き作家からの言葉でしたm(__)m