長編苦手だったんです
そのせいで、企画の時には長編作家さんに申し訳ない思いがしておりました💦
ですが、あたしも実際に長編を書いてみて
やっぱり難しいよなぁ……、という思いも同時に感じております。
実際、書いても書いても1PVも付かない、というのは長編によくあることです。
いくら連載続けても、最所の1話だけしか読んでもらえない────
これは、書いたことのある人なら、一度は経験しているのではないでしょうか?
長編は、掴みが命
これはもう、事実でしょう
久しぶりに、最所から最後まで、
掴んで離さないでいてくれた作品に出会えました✨
先日、めでたく完結しましたので
完読記念と、私の執筆に寄り添ってくれたことに感謝して
ご紹介したいと思います✨
真夜中の甘やかし〜孤独を癒すご褒美スイーツは摩訶不思議な厨房から〜
ワタリ さま
https://kakuyomu.jp/works/16817330662639067340産婦人科の研修医を勤める男性が、本作の主人公。
彼にはある過去がありまして、それが医者を志したきっかけでもありました。
しかし、理想や目標と、現実とのギャップから……彼の心は折れそうになってしまいます。
そんなときに現れたのが、一軒のお菓子屋さん✨
そこで出会った、女性と相棒に……
物語は回り始めます────
産科という、命の交差する場所で
彼は、どんな経験をし、何に悩み
最後にどんな決断をするのか……
お菓子の魅力的な描写と、ほのぼのとしたもふもふに、癒されつつ読み進めていると不意打ちを受けるかもしれません。
甘味は、そして、人の生は……甘いだけではないのです。
医療の現実と、一人の青年の心の葛藤を描く、
重厚なヒューマンドラマと言ってもいいのではないでしょうか。
奇しくも、この作品は私の長編連載の開始とともに始まり、私の執筆完了に合わせるように完結しました。
作品の伴走者として、また最高の甘味でもあってくれました✨
とても読みやすい作品ですので
ぜひ、お読みいただきたいです✨
そして、
私の長編作品を、挫折から支えてくれそうな指南書もおひとつ、どうぞ✨
たとえ読まれなくとも長篇は書くもの
朝吹 さま
https://kakuyomu.jp/works/16817330648995348922こちらは、星の数が多いですので読んだことのある方も多いと思います。
カクヨムに於いても、創作論という名の作品は数が多く一度は目にしたこともあると思います。
ですが、そのほとんどが辛口、あたしの平坦な胸にも刺さりそうなほど、非情な現実を突きつけてくるものばかり──
ですが、この創作論は違います。
きちんと現実を示しながらも、全ての長編作家の背中を押してくれます✨
読んでもらえなくても書くことに意味がある?
そんな自己満足の綺麗事────
いいえ、綺麗事でもただの自己満足でもありません。
書き上げることでしか、見えない景色がそこにあるのです!
挫折しそうな人、次の物語に進めない人
そして、もしかしたら……書き上げられなかった人へも?
全ての長編挑戦者に贈る、至高の名著✨
ぜひ一度、目を通してください。
元気出ますよ✨