昨日、KACのお題NO3をUPしました。
ブログの方にも書いたのですが、話の内容だけでなく創作スタイルについても久しぶりに色々考えてしまいました💦
今回のお題は「箱」ということで、今までのお題よりも書きやすそうと思ったのですが、箱で思い浮かべたのが『シュレディンガーの猫』だったんですね。
箱の中に猫を閉じ込めて、放射能が出るとかでないとかで、箱を開けるまで猫が生きてるか死んでるかはわかんないみたいないやな実験の例え話。
結局、そういう気持ちが最後に出ちゃったのかもなんですけど、今回の話は最初は扉を開けるまで分からないという後味の悪い話にしようと思ったんですよ。
でも、後味悪い方が考えてもらえるかな? とか、もっと社会問題として考えられるように凄惨な表現を入れた方がいいのかな? とか、色々ごちゃごちゃ考えてるうちに
「ああ、もういいやっ!
私は、昨今のニュースもシュレディンガーの猫も許せないんだよっ!!」
と、ああいう結末になりました💦
創作者としては、逃げかもしれないですが書いてみれば、このラストでよかったのかもとも思ったりです。
お題的には、やっぱりみなさんシュレディンガーの猫をネタにしているものが多かったですね。
なるべく自分がUPするまで他の方のは読まないようにしているのですが、新着の通知欄のタイトルあたりから察したので、どこかに言葉を入れようかと思っていたのですがあえて避けました。
命の話をするのに、やっぱり開けてみるまで分からない的なのは、命を軽んじてるようにも見えてよくないなと。
まあ、小難しいことを色々ひとりでごちゃごちゃ考えましたが、2500字程度の掌編ですので読んでいただければ幸いです。
KAC3<掌編>君は子猫なんかじゃない(2500字程度)
※捨て猫や子供の虐待などについて触れる話となっています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093073356975645/episodes/16818093073357260604