■ 歌詞ネタ
黄昏れの朝よ。黎明の夜よ。そして巡る回帰の命よ。
私達は何処へ還るのだろう。
それは愛しき昨日を抱く為に。手繰り寄せよう絶望の楽園を。
(彩られた古の傷跡よ 色褪せた新たなる時よ)
何時かきっと出逢うのは……果たされない未来の為に。
鋭利な破片を記憶と喉に突き刺し。
愚者の無垢なる十字架の血を吐いて。
痛みなき痛みの代わりに深海の安寧に沈めたのは夢寐の亡骸。
限りある存在よ。溶けて消える泡沫の愛よ。そして道標を失い彷徨う旅人よ。
私達は何処を目指すのだろう。
それは穢れた明日を抱く為に。忘れよう名もなき憧憬を。
(優しき揺り篭に眠る小さな死よ 悲しき鳥篭で目覚める小さな生よ)
何時かきっと出逢うのは……果てなき約束の為に。
幾億の星屑に馳せた想いを謡い。
降り注ぐ那由多の祈りを風の調べに乗せて。
堕ちてきたのは千切れてちりばめられた硬質なひかりたち。
それは希望を夢見た愛しき赤子の為に。奏でよう更なる命の祝福。
(生命の息吹に満ちた朝よ 銀嶺の灯火に響く夜よ)
何時かきっと出逢うのは、優しき希望の為に。
――――
第一楽章の1話目と第五楽章の最終話、「オズウェル どうか彼女に祈りのような幸せを」でティアが歌った歌詞全文(もしかしたら加筆修正するかも)
エルスが使った〈奉唱〉と原理は同じで、まあ法術とか魔法とかの威力や効果を上げるもの(と思っておいてください)
作中では一度も語られることなく終わるが、元々はシルヴェステルが使っていた魔法の一つ(おい)
それを知っている(使えるのは)フィディールとブランシュであり、ティアはどこでこの歌を覚えたのか記憶していない。
そしてイリーナから歌を教えてもらってから、なんとなくぼんやりとブランシュの記憶を夢で思い出したりしながら、歌えるようになっていたという裏設定がある(ここで解放するか!?)
そして当然フィディールはティアが歌を歌えることは知っている(ぇ)
果たして部屋を訪れたフィディールが、ティアがこの歌を歌っていた時、何を思ったのかを考えると激しく久遠は妄想が膨らむ(久遠は作者なの!?読者なの!?)
更に言えば、この歌、魔法として使う場合は音程を外すことは許されないため、フィディールは歌えるよう練習しました。
つまりは双子でデュエット出来ます(真顔)
言いたいことはただ一つ。
双 子 デ ュ エ ッ ト 万 歳 (満ち足りた顔で遺言を置く)
■ 男性脳型・女性脳型について
レイリコのキャラは久遠の感性に任せて放っておくと、男性受け・女性受けもせず中途半端(ある意味中性的)になりかねないと思ったので、オズとルーシーはちょっと意識した(あれ?)
(追記「レイリコは…女性脳型読者にうける…作風だと思います…男性キャラも…女性キャラも…」というご意見をいただき、
(キャラとストーリーを見直す)
(普通に女子受け要素が多かった(フィーとハインツの関係含むその他要素))
( そ だ ね !(素))
(己の感覚がなんかズレてたことは見なかったことにしよう(おい))
となりました(うなずく)
そしてついでに、あれこれ調べてみたところ、久遠が考える以上に男女人気五分五分や中性的って条件がかなり厳しい! ジャンプのあれこれでさえ購買男女比が女子率高くて驚きですよ! 嘘だろ!? あれでああいう結果が出てるんならレイリコ絶対に無理だよ! 出直してくる!(出直してもどうにもならない模様))
そして、レイリコキャラは精神的未熟さ・クソ生意気さゆえに「やってくれたな! このクソガキ!(激怒)」という突っ込みはいただいても、男性・女性特有のどろどろしたあれこれで敬遠されないキャラ(一部除く)であって欲しいなぁと思っている。
というかそれ以前に。
普 通 に 久 遠 そ う 言 う の 書 く の が 超 苦 手 な ん だ ! (笑)
(だが読むのはことごとく平気だぞw)
ちなみに女性から絶大な人気を誇るフィディールだが、男性受けは望めないにしても男性から露骨に嫌われないキャラであって欲しいと願った。
あれでヤンデレ街道に突っ走って「姉さん、僕と一つになろう」などと言い出したら男性から嫌悪感満載の目を向けられて非難轟々だったと思われる(謎の真顔)
(もちろん、そんなことしようものならハインツとカヤから盛大なるお説教ないし突っ込まれること間違いないが)
フィーはぐだぐだ拗らせているし、めちゃくちゃティアに対してどろどろしたものを抱えているものの、正直、陰湿さではオズよりよほどマシだと思っている(あれ?)
そして潔さとド直球の代名詞ことエルスについては、もはや男女両側から「こんの生意気なクソガキ―――!!??」と思われると同時、いざという時(第三楽章で大陸を破壊したり、トレイター助けに行ったり、「さっきからぐだぐだと――ティアを混乱させることしか言えない奴は引っ込んでろ!」)には、まー、お見事なぐらいいいとこ持ってったと思っている(笑)
そしてティアと絡ませるとほのぼのになるか、エルスがわっしと色気もなくティアを押さえつけるギャグオチが9割9分9厘であり、こちらについても男女両側から「このクソガキ――――!?!?」であると同時に、その手を期待する男女両側から落胆され諦められそして期待されなくなるというオチ(笑)
どっちにも極端にバランスの欠いた受け方をしない(…のではと思っている…けど要所要所では確実に女子受けポイントかっさらってくよねこいつううううううう)
そして、脇役にしておけば良かった系のキャラでもあると思っている(笑)
そして何となくふと思ったので、ガチなものを付け加えると。
………あ。
前提条件の擦り合わせが完了していない状況なので、その……ここに書く内容は、
「男性向け(がっちがちのハイファンタジー等)の小説を、女性目線で書くメリット(?) 良さ(?)……と書くとなんか違う気もする…けれど、まあそういうもの(?)」
です。多分(多分って)
やや商業を意識した内容かもしれないです(こわごわ)
こう…男性と女性の双方に、上手に受け入れてもらう作品を作るにはどうしたらいいのかとちょっと模索してみたとも言うというか…。
あと、この他にも色々あると思います! 一案! 一案ですから!
世界観とストーリーは男性が構想を練り、女性が上手に表現するというのはどうだろうか。
…その…性別関係なく双方に好かれそう(魅力的?)だな(というと語弊がありそうですが)というのが久遠の私見(個人の見解です)
理由は、女性が構成すると女性独特のセンスがどうしても出てしまうし、女性読者様が相応に男性作家が書いた恋愛小説や年齢制限物を敬遠したくなるように、男性も男性で女性作家様が構築する世界観や恋愛小説を敬遠するようなところがあるため(個人の見解です)
(正確には男女両方の特有のどろどろみたいなものが見える作品を敬遠したくなる……かもしれませんが)
(でもさらっとした感じの中性的な作品の場合、著者の性別がどちらでもその限りではない模様)
(まあ、そうしなくても究極個人個人でどうにか出来ればいい話ですけど)
話がちょっと違うのですが、男性的センスと女性的センスを織り交ぜた作品としてとっさに思いつくのがコードギアスだったり。
キャラクターデザインにかの有名な「くらんぷ」さんを起用し、女性的なセンスを取り入れたかったようなことを、あるインタビューで見かけたことがある(アニメーターとして千羽さん(女性)を起用したのも、似たり寄ったりな理由だったような覚えが……作画におけるバランサーとしての役割を求めたというか、実際に千羽さんが調整したとかとかなんかイラスト集の対談で見たような…)
そして、くらんぷさんは立ち位置はキャラデザではあるけれど文化祭とか設定とかに噛んでそうな勢いなんですがそれは(歓喜)
男性作者が作った男性的作品はマニアックであればあるほど(ガチのメカものにしても、がっちがち硬派なハイ・ファンタジーにしてもハーレム・年齢制限物にしても)女性受けが望み薄になっていくようなところがあるので、そういうものを作品として売り出す場合、それらを上手に調整出来るのが女性表現者なのかもしれない、とも思う(個人の見解ですし逆もありきだと思います。女性のどろどろ恋愛をどうにか男性にも受け入れやすい形に男性が温度を取る…みたいな)
(でも実はガチのメカとか建築士とか自動車整備とかそういうのが好きな女性は多いのだが。例えば3DCADとか。作れなくても立体分解図を見るのが好きとか)
そして、そういう作品は、根底にあるものが男性的であるため、いかに表面を女性的な感性で優しくしていても、そこまで男性が感じる魅力(?)みたいなものが下がらない(?)……とも思う(個人の見解です)
それと同時に表面は女性的表現によりマイルドになっていますので女性からも受け入れやすい仕様になっているし、もしかしたらメカとかソフトな男性視点のえろさとかそういうのの楽しさを理解出来る……といいな(個人の希望です)
実 際 あ の 物 語 、 絶 対 に 主 人 公 二 人 に 心 を 奪 わ れ た 女 性 の 方 は 多 い と 思 う (ラウドボイス)
なお、そんな久遠はこの間、幼馴染に「え、コードギアスならどっち推す?」と聞かれ「かないみか演じる神楽耶さま一択。そしてミレイ会長についていきます(真顔)」と言ったら「第三の選択肢と見せかけて4か5の選択肢持ってきてないか!?ww」と叫ばれた。付き合い長いくせして、今更何を言うww
話はそれますが、コードギアスはメインアニメーターが4人いて、女性作画と男性作画ではやはり違う(イラスト集を見たことがある)
ちなみに久遠の身内(上)はアニメを見ながら総作画監督がどっちであるかを見抜いたことがある(なんだそれ)
どうしてそれがわかったのかという理由の一つはどちらのアニメーター様も絵柄を知っていたから。特に千羽さん(女性)の方は。
今確認したら一期のあるエピソードで全裸カレンさんがスザク君に取り押さえられるあのシーンはばっちり男性のお方が総作画監督していらっしゃって久遠笑った。スタッフ良くわかってる!!(ばむばむ) どおりでやたら胸が揺れてると思った!(違う)
■ Heads or Tails?(表か裏か)
第六楽章、後半戦からパーティ2分割のときの(Side:T)と(Side:H)の由来。
コイントスをやる時のあれですあれ(あれって)
キャラの名前で行こうと思ったのだが、そうすると、誰が明確にそのパーティーのリーダーであるかを公式で決定してしまうような気もしたし、誰にするかでもものすっごく悩んだので、無難な方法に逃げたというオチ(ひどすぎる)
エピソードごと交互に場面が入れ替わる&視点が入れ替わりまくるので、一歩間違えると小説としてはわかりづらくなると思われる。
終盤になれば、読者様も恐らくはキャラの把握がそろそろ出来ているころだと思われるので、誰が視点担当しても大丈夫で! あったら! いいな! と思ってやりました(戦犯)
各場面が交互に来るよう、エピソード文字数の調整がむずかったいい思い出(懐)
そして、どうにもこうにもならなくて、エピソード調整のために女神にご協力いただきました(本当です)
読者様巻き込み事故型ウェブ小説の確立を目指して頑張ります(どうでもいい)
でも、多分もう二度と出来ない。
最初で最後とはよく言ったものだと思う。
■ 昨日息抜きにP国際同盟を巡った時に思った話
何かに腰かけるでも座るでもいいんですが、そうやって足を開いた男キャラの前に女子キャラが座っている図が好きです(唐突な性癖暴露)
立って背後からハグじゃないんです、座って、後ろにいる男キャラが足を開いていて、そこに女子がいるというのがポイントです(何かを語りだした)
大人と子供でもいいですね(うなずく)
個人的には後ろの男子キャラが前の女子キャラを「いぇーいっ」ってなノリでぎゅっとして、女子が回された腕をつかみながら、楽しそうに二人で笑っていればいい。ソエル君誰かにやってください(期待)
あるいはユーリーさん、シオン相手にやってください(シオンは女子じゃないけど)
Y「捕まえた、このちびっこ博士!」
S「きゃーっ、つかまったーっ!」
↑ こういうノリを、ぜひとも、男女で欲しい。
可能性があるとしたらエルスとティアかなー……(あるの?)
あるいはいつの間にかティアがこてんと寝て、背後のエルスにもたれかかってればいいなぁ…。
ちなみに、これ大人組ないしオズルーでやると。
背後にいる男キャラがもれなくあれこれあるとこないとこ触りやがります(ホイッスル)
■ というわけで、やってもらいました(本編に行き詰った模様)
「カヤー、ちょっとこっち来てここ座って」
適当にベッドに腰を掛けて足を広げ、その間に座るような仕草をするハインツに。
「……なんでそんなことをする必要があるんですか」
カヤは心底疑わし気な目を向けてくる。
「いいから」
ハインツが笑顔で言えば。
はぁ、と溜息一つ。
カヤは「失礼します」と一言かけたのち、背を向けてハインツの足の間に座った。
頭一つ分ぐらい小さいカヤを斜め後ろから眺める。鼻孔をくすぐるのは、ハーブにに似た爽やかな香り。
「……お前、シャンプー変えた?」
そうカヤのとび色の髪の香りを嗅ぎながら、自然と手は後ろからカヤの豊満な胸元に伸びていた。布越しに感じる柔らかな弾力に、あ、すげー、やわらけー、などと感想を呟くより早く。
――問答無用で鼻っ柱に裏拳を叩きこまれていた。
「~~~~~~っ!?」
思わず鼻を押さえてハインツは背中からベッドに倒れた。
激痛にのたうち回りたい気分で悶絶しそうになっていれば、裏拳を放ったカヤがすっと音もなく立ち上がった。蔑んだ目でベッドの上のハインツを見下ろしてくる。
「何をしているんですか」
「い、いや、魔が差したというかオレの手がオレの意志とは無関係に悪さをしたというか」
「でしたら、悪さをしないよう手首から切り落として差し上げましょうか」
「カヤさんフィディール並みに物騒!」
ひぃっ、と竦み上がる。
「だだだだだだって女の身体が目の前にあったら触れてみたくなるもんだろうがよ!」
「なるほど。女性なら誰でもいいというわけですね。――アメーリエとニコレットにやりましたら不能にしますよ」
「どこを!?」
(強制終了)
ごめん……兄貴ごめん…でも楽しかった(ごろんごろん)
――――――――
その後。
>兄貴なら許せる(真顔)
許された!!(笑)
でもものすごくわかります(ぇ)
ちなみにフィーとアメーリエでやろうとしたら、
F「恋人でも家族でもない女性を男の足の間に座らせようとするのはどうかと思うが(真顔)」
H「強烈な育ちの良さが発揮されてやがる……。シルヴェステルかアランか知らねぇが。んで、エセ好青年との違いが浮き彫りだな」
A「私は問題ないですよぉ? フィディールさんがそう言ってるなら大丈夫でしょうしぃ」
F「大丈夫と言うが、そういう問題じゃなくてだな……」
H「なんだこの信用されてる感。納得行かねえ」
だってフィディールだしなぁ……(言い訳
■ >小説で描写しすぎてしまうのは、ある意味で読者を信用していない証拠かもしれません。書かなきゃ伝わらんだろ、という。
この書きすぎる現象を、ある方は自信のなさとおっしゃっていました(通りがかりに見かけた)
……そして、かつて久遠は、それは読者への思いやりであり、優しさであると称していただきました。
さる方の相互批評に参加させていただいた時、何度かやり取りさせていただいた途中のことです。
真面目な話……いただいた批評は、お金を払っていいとガチで思えるレベルでした(脱線するな)
……話は戻りまして。
自分がわかっているんだから、向こうもわかっている、という思い込みではなく。
読んでわかる読者だけわかればいいというわけでもなく。
ちゃんと読者に理解してもらおうと、読める物語にしようと読者を思いやって意識している、と。ありがたいことに、本当にありがたいことに、そういう文章として受け取っていただきました。
でも、丁寧さや優しさは時としてあだとなる(これは何事にも言えることだと思いますが)
久遠悠の作品はその典型と言えるでしょう(久遠自身が優しいとか丁寧とか言っていない)
なので、そうならないよう、時として情報を捨てたり、開示しないことも必要だと。
それがここでおっしゃられている「きちんと読者の方を信頼」することに繋がるのかもしれないなぁ