私生活と表現活動のバランスが取れなくなっていました。
ました、というよりは正直現在進行形ではあるのですが、このままだとアウトプットはおろかインプットもままならない。
ということで、少しづつですが積むだけで読めていなかった小説を一つ一つ崩しながら、従来の自分のパーソナルな部分に触れる作業を進めています。
小説や音楽、芸術に感動して、心を助けられていた頃の自分を思い出しながら、心の中に生まれたのはやっぱり創作は続けたい。できれば自分自身を表現する場の一つに、文章があって欲しいと思えるようになってきたので、年始から文章を書き始めていました。
ただ、プロットを組んだ物語も、少し気晴らしに書いた小説も、公開には程遠い状態で、このままだと結局公開できないじゃん、やばい、という気持ちから、とにかく表に出しながら書く形式で何かやってみよう、というところから「レモンサワーの雨が降る」は始まっています。
あとは、ナカコーこと中村弘二さんのアルバムにストリーミングをメインに、曲順も編曲も収録曲も変わっていくという配信ならではの作り方をしたアルバムがあり、それとても印象的で、振り返ると自分が小説を書き始めた頃って、とにかく作って上げて、着地点を探すような作り方をしていたよな、という気持ちが湧き出たことも連載形式に踏み切った経緯だったりします。
元は短編でしたが、果たしてこの物語がどこまで広がるのか、案外長編になったらそれはそれで面白そうですね。
粗雑にはならないよう丁寧に書いていきたいと思うので、是非読んでみてください。