普通の甘いものではこの疲れは癒せないっ! そんなことを考えながら、会社帰りの道を歩いていた壱花は、見たこともない駄菓子屋にたどり着く。 見るからに怪しい感じのその店は、あやかしと疲れたサラリーマンたちに愛されている駄菓子屋で、謎の狐面の男が経営していた。 駄菓子屋の店主をやる呪いにかかった社長、倫太郎とOL生活に疲れ果てた秘書、壱花のまったりあやかしライフ。 「駄菓子もあやかしも俺は嫌いだ」 「じゃあ、なんでこの店やってんですか、社長……」
2021年4月6日に更新
すべての『扉』を開け。そのとき俺は解放される――。 ゆりかごから墓場までならぬ、宗教団体から諜報組織まで。 全国に散らばる『扉』を神と崇める一族の跡取り、『少女』には、いつも聞こえてくる声があった。 一族の長である祖父から、怪しい地図を託され、旅に出た少女。 連れはまったく護衛する気もない、顔はいいけど使えない『男』ただ一人。 天保八年と記された使えない地図を頼りに、隠れキリシタンの伝承の残る山村を訪れた少女だったが――。
2月2日に更新
二度も猟奇連続殺人事件の現場に居合わせた梨湖(りこ)は、友人たちとともに、コックリさんで犯人捜しをするが。 出てきた答えは、「オ・マ・エ」――。 ホラー&ミステリー 一話目は魔法のiらんど文庫から書籍で出ています。
2025年3月29日に更新
寝不足で判断能力のない状態で見合いに行った綾都と慶紀。 仕事一筋の二人がハッキリ断らず、放置している間に、結婚話は勝手に進んでいって――。 恋に不器用な二人の、寝不足が呼んだ結婚物語。
11月16日に更新
「蜂谷! 私、王子様を見つけたわっ。 通勤電車に王子様が居たのっ」 「……目を覚ませ、杏。 日本に王子など居ない」 通勤電車で笑顔の素敵な高校生、律に出会った鷹村杏は、彼を眺めるのを朝の楽しみにしていた。 ところが、そんな杏に、杏の上司、向井課長が急接近。 意外な肉食系だった課長と、両思いのようなのに、はっきりしない同期、蜂谷との間で揺れ動く杏。 通勤電車の王子様、律、職場の狂犬王子、蜂谷、職場の王様、向井課長と杏の通勤電車ラブコメディ。
5月5日に更新
高校二年生の佐々木明路(あける)。 彼女は登校途中にある階段がいつも気になっていた。 雨の日に通ると、そこに血痕が浮かび上がって見えるのだ。 祖父の形見の腕時計をつけたときだけ、霊が見える彼女だが、その階段でだけは、何もつけずとも、不可思議な現象が起きていた。 道端のものに気を取られると、向こうの世界に引っ張られるという祖父の教えを守り、何も見まいとする明路だったが――。
2024年3月25日に更新
美弥たちが通う小学校の図書室には、代々受け継がれている怖い話の本があった。 それは生徒たちが書き込むもの。 誰にも見られないように書いてもいいし、みんなで怪談を作りながら書いてもいい。 卒業アルバムの委員になった美弥たちは、想い出作りに、ひとつ話を載せようとする。 それぞれ怖い話を探して来ようと誓い合った夏休みも早々、地区のキャンプに行った美弥たちは、肝試しの最中、本物の死体を見つけた――。 オカルト&ミステリー。 小学校最後の夏休み。 ただいま、探偵事務所編&高校生編更新中。
2021年12月22日に更新