小早敷 彰良

異世界転移ファンタジー　冒頭公開 カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト応募作 小学生の双子「雨夏逢魔」と「雨夏刻」は決意した。 余命短い母親の病気を治すため、魔法が手に入る…

現代日本を舞台にした、進学校で部活と勉強に忙しい主人公「須藤雪平」と人気Vtuberの中の人「藍夏ひまり」のW高校生主人公共依存ラブコメ。 雪平は、甘夏ショウの配信がなければ日常…

これは植物生命体である主人公が、地球に残るすべての機械生命体と過去の人類と、地球を愛する異世界の存在たちの力を借りて、地球を侵略する話。 異世界要素を組み込んだハードSF爽快ロー…

異世界転生した主人公アガット・ジェムは、改心した。天才児として気ままに暮らすではなく、家族のために自らの頭脳を使おうと。 ここは魔法がある世界。しかし魔法使いは遠い王都にしかおら…

世の人は知らないが、四季の化身という者たちがいる。 四季の化身の仕事は、各地を旅して、季節を変化させること。 特に季節の変化に鋭いこの国には、四季の四人だけでなく、さらに季節を細…

本作は主人公であるプレイヤーの日常生活をゲーム内能力値に変換しレベリングとするゲーム。 読書アプリの起動時間、家計簿アプリや身体機能収集アプリ、勉強時間の入力等によって能力値を換…

覆面作家『クレア』彼女は街のヒーローだ。 彼女の作品群により犯罪率も減り、街は潤い、活気に満ちた。 クレアに使えるメイドはほくそ笑む。そんな秘密を知っているのは私だけなのだと、優…

出会ってしまったなら別れたくない。宇宙人だろうと、地底人だろうと、関係の薄い同級生だろうと。 主人公の「私」はそう願って暮らしていた。 高校の卒業式の帰り道、彼女は親友とクラス会…

しかもタレ。甘じょっぱい良い匂いが教室に広がっている。学級委員長が絶叫した。

「怪盗が馬を盗んだ。どうやって？」 「謎を解くから、そっちは私が今作っている料理を当ててみて」

激務、連勤明けの休日。冷蔵庫に食料はない。調味料入れには砂糖すらない。 カーテンを開ければ快晴が広がり、ベランダで食事をすれば、とても気持ちが良さそうだった。 「私」は、残ってい…

それを聞いたとき、俺は即座に、飲んでいた完全食のドリンクを差し出した。俺にとっては十分に美味しいものだ。 受け取って一口飲んだアンドロイドは、通信端末を操作して、自分の顔色を、怒…

「俺は必ず、この異世界から弟と妹の元に帰る」 俺、藤原綱吉が目覚めると、そこは異世界だった。 親切な住民に抜けるような青空、青い海。美味しい食事。火山島だけあって少し暑いくらいの…

主人公湯本京介が小学生の頃、奇妙な転校生夏越志和がマンションの上階に引っ越してくる。 彼女とその家族「夏越家」が、日常的にそれぞれの体を入れ替わって生活する一家であることを、京介…

Twitterにてほぼ毎日投稿中の140字小説を、ジャンル別にまとめています。 30秒で読み終わる掌編、最先端のネット文学をお楽しみください。 また、続きが読みたいものがあれば、…

離婚、転職、遺産争い、悪霊退散縁切り。 他者の力を借りてでも、いったんゴールを設定して、折り合いをつけてやらなければいけないときだってある。 半夏生潤はそんなとき、最適な弁護士だ…

俺「瀧亮」は水泳自由形で全国記録も持つオリンピック候補生だ。 水泳は静かな水の中で行う個人競技であるが故に、他人の存在を感じづらく、同じ選手でも関係は希薄だ。 問題はない。誰とも…

後ろの席の女子が自分をじっと見てくることを、鴻上広瀬は疑問に思っていた。 話しかけるも「無理」との返答。彼はちょっと凹みながら部活に向かうことにした。 ……そのすぐあと、甲斐サキ…

宇宙船で食べるうどんは美味い。 関東風の黒い醤油ベースのつゆはきりりとしていて、白くもちもちのうどんの甘みを引き立てる。 宇宙船の振動で残ったつゆがこぼれそうでも、白湯で割って蕎…

オレは主人公だ。作者に付き合って、何度目かわからない高校の入学式に出席しようとしていた。 オレの言動は地の文となり、小説となっていた。 描写の外には姉がいて、励ましてくれているお…

次世代機イプホが普及した時代、高校二年生博文はスマホを使い続けていた。 幼馴染の慶にからかわれても、クラスメートと連絡先の交換が出来なくとも、主要アプリの起動に5分かかってもスマ…

この物語はフィクションです。 実在の企業、施設等とは一切関係ございません。 また、本文中に小動物や虫の描写がございます。 設備業者の「俺」は、なじみの宿泊施設から貯水槽の年次点…

異世界から侵攻され滅ぼされかけている世界で、最善を直感する超能力を持つ「私」は、異世界と交戦する組織のなかで不遇の日々を送っていた。 言葉は信じてもらえず、逃げようにも「ここにい…

伝令兵フェイディビデスは茫然としていた。 指揮官が一刻も早く、この勝利を我が都市に伝えろと言うのだ。 全力で戦い、補給もできていない身で走ればどうなるのか、全員が理解していた。 …

4月1日、通っている高校が休校することを急遽決定した。 私の大事なギターが、学校の軽音楽部の部室に置いてあるのに、取りに行くこともままならない。 私「卯山」は、隣に住む幼馴染「八…

毎日140字と、ときには連続投稿で、小説のネタをまとめて投稿している人がおりました。 寝物語に、すこし不思議な夢の導入に。 続きを読みたい話はありますか？ 140字に収まらなか…

「越後」は落雷の日、オートバイで家路を急いでいた。 電気に触れることで起こる「感電症候群」から逃げるためだ。 雷は容赦なく降り注ぎ、世界を混乱させていく。 「越後」が諦めかけたと…

主人公「夏木」には密かな秘密があった。 共感覚で「音」に「味」を感じることと、 極上の「味」を持つ友人に、恋をしていること。 告白し関係性が変われば、声の味も変わってしまう。あの…

「私」は、人目を避けて、石段を登っていた。 手にはちぐはぐにまとめられた花束を持っている。 見咎められても見過ごされる、それでも自分の矜恃にかけて、絶対に見つかりたくない。 「私…

男は夏祭りの会場で、ふと意識を取り戻した。 自分の名前も、いる場所も、覚えていない。 ただ覚えているのは「いかなければならない」という確信。 心細さに震える彼の手を、他人を安心さ…

4年に1度、浮上する島「ノース島」 瑞々しい自然と鉱物、動植物が美しいその島は、海中から突如現れ、夏季が終われば再度海中に沈んでいく、という奇妙な島だった。 近隣諸島の少女ペテは…

ディストピア近未来な異世界に転移した合理主義者のエリートサラリーマンがNPCに恋をして、彼女を守る為に作成スキルを駆使して悪虐の限りを尽くす話 自分の家のタワーディフェンスから…

何があると思いますか？ 主人公には大好きな叔父がいる。 未知こそが素晴らしいと豪語する叔父、彼が突然の失踪を遂げる。 彼の家に足を運んだ、主人公が見たものとは？ 本作品の著…

いつものファミレスに殺し屋たちが集まった。 平素とは異なる、名前とターゲットの写真しかわからない依頼。 リンドバーグとは何者なのか？ どうして殺し屋に狙われているのか？ 疑問は、…

機械技師を営む「私」の元に、壊れたスクーターと少年が訪ねてくる。 彼は、ある少女を追いかける為、スクーターを直してほしいのだという。 「ストーカー規制法って知ってるかな？」 「ボ…

とある国には技術があった。 青空に花火を上げ、宝石を大量に生成するその国は、三周年を迎えていた。 盛大な祭りに訪れた旅人は、市場で子どもと出会う。 本作品の著作権は小早敷彰…

彼女には知っていることがあった。 「最高の幸福の後には最低の不幸が訪れる」ということだ。 だからコーヒーを飲めるだけの幸せだけで十分、と彼女は考えていた。 ある休日の朝、価値観の…

アルバイトで身辺警護をやっている「私」は友人と共に、臨月の妊婦の元へと派遣される。 ところが、黒いコートを着た大男が現れ、妊婦のお腹にいる胎児は、マフィアのボスの子であることを明…

おにゃぽらけは誰もが知っているはずだ。 美しい、素敵、いいね。 ああ。 誰か、もてなし方を知りませんか？ 本作品の著作権は小早敷彰良に帰属します。 This text b…

男幼馴染が素質が認められて魔法学校に通い出してから、様子がおかしい。 ハイヒールを履き、僕に愛を囁き、夜這いまで仕掛けてくるようになった。 きっと何か、大変な理由があるに違いない…

無精髭の男が目覚めると、そこは白い殺風景な部屋。両腕には知り合いの死体。 目の前には天使がおり、頭に響く声は選択を迫ります。 最愛の人を選べ。最愛の人一人のみ、共に現世へ帰ること…

「私」が訪れた街には問題があった。 大人たちは気性が荒く理不尽なルールを振りかざし、従わないと暴力を振るう。暴力を振るわれていた「私」は「彼女」に助けられた。 その街の子どもであ…

5分で今までの世界観が終わった話。 声に出すことで気持ちの良い短編を目指しました。 本作品の著作権は小早敷彰良に帰属します。 This text belongs to Ak…

最後の5分間、危機においてもシュールな日常がテーマです。 朗読をしてもらえると嬉しい褒め言葉も詰めました。 本作品の著作権は小早敷彰良に帰属します。 This text be…

擬人化された彼らによって全個人が全肯定される、相棒も恋人も産み出すことが出来るようになった世界。一学生のとある一日の記録。 心踊る世界の実現の為に、何が擬人化されるべきなのか考…

私は魔法少女の名簿化を進める、ごく一般的な財団法人職員、エージェント32だ。 業務は2つ。 自然発生、人為的発生問わず魔法少女を捕捉し、名簿管理を行うこと。 社会損失を発生させる…

何か知っている方、いらっしゃいませんか？ 本作品の著作権は小早敷彰良に帰属します。 This text belongs to Akira Kobayashiki. 本網站的所…

「例の日」、人類は全員残さず不老不死となった。 今よりも少しだけ遠い未来、「例の日」を境に人間は怪我も病気も、肉片になろうとも治癒し、生命活動を再開出来るようになっていた。 食事…

主人公は山を歩きながら考える。 忘れ物を取りに、どうしてこうなったのかを。 女と男、男、巻き込まれた男。 やっぱりごり押しに負けるのは良くないし、正直者はよっぽどの幸運がない限り…

今回の草臥れた社会人は初老の男性と出会います。 美味しいとんかつと生姜焼きを挟んでの雑談。 そのうち、その紳士は勝手に謎解きを始めます。 さて「貴方」の職業は？ スナック感覚の…