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とても独創的、個性的なゴシック幻想譚と出会いました。

彁はるこさんの「クエスチョンローズと憂鬱な薔薇喰」です。
ルイス・キャロルと宮沢賢治と、エドガー・アラン・ポオと寺山修司とかが混ざり合ったような世界観に、彁さんの個性が加味されていて、衣装や家具、調度品などについてのきめ細やかな描写、センスが素晴らしく、奇想天外な幻想小説でもあります。
レビューにもコメントさせていただいたのですが、国書刊行会の世界幻想文学大系の本を初めて読み始めた頃に感じたような、ある種の興奮状態に陥っています。
まだ序章、開幕部を読み終えただけなのですが、彁さんの小説、そして詩には、一種の中毒性があり、残酷描写もあるのですが、憧憬、懐かしさ、彩りや食に対する独特な趣向があり、とても読んでいて面白いです。
もっとたくさんの読者様にも、読んでいただけたらいいなぁと思う次第です。

2件のコメント

  • わざわざ読んでくださるだけでなく素敵なレビューまでありがとうございます。幻想粗餐にも薔薇喰にも頂けまして、大変光栄です。タイトル間違えは気にしないでください。正直薔薇喰はタイトルが長いので自分でも略しているくらいなので…そもそもそれ以上に丁寧なレビューを頂けて大変光栄です!
    実はルイス・キャロル、宮沢賢治、ポーはまさに私の最も好む方々でして、そこまで読み取って頂けたことに感無量です。本当にありがとうございます!
    人様の近況ノートを謝罪文で埋めてしまうのも申し訳ないので、まったくお気にせず、むしろ記事修正とかでまとめて頂いて大丈夫ですので本当にまったり考えてやってください(✿´ ꒳ ` )というか、記事での紹介までこんなに丁寧にありがとうございます。嬉しいです!
    羽音さんの作品も今後も楽しく読ませて頂きたいと思います!長々と失礼しました。
  • あ、か はるこ様、この度は私のだらしなさのせいでご迷惑をお掛けして、本当にごめんなさい。
    生まれて初めて、缶チューハイのストロング、アルコール度数9%なるものを、近況ノートに書く前に呑んだのですが、私は実のところアルコールに弱くて、こんなに効くとは思っていませんでした。
    えー、これからも応援させていただきます。
    とても素晴らしい感性と空想力、創造力をお持ちだと思います。
    とにかく失礼しました。これからは、私は気をつけます。
    どうぞご容赦を。
    あ、でも、もうご容赦を頂いていますね(笑)
    とにかくこの先も、愉しく読み続けさせていただきます。
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