昨日9月24日、外部サイトの某短編小説コンテストの最終結果が発表され、なななんと光栄なことに、拙作が最優秀賞にあたるタイトル賞を賜りました……!
コンテストの応募総数は451作。この中の最終候補21作に入っていると分かった時点で、仰天&狂喜&大満足していたのが8月下旬のこと。
そして発表当日まで運営からの連絡等は何も無かったため、正直、「まぁ普通にダメだろうな」と諦めモードだったのですが……それでも一縷の望みに賭けてドキドキソワソワしながら職場でこっそり結果発表ページを開き、一番上に見覚えのあるシマエナガのアイコンが現れた途端、完全に思考が停止しました(笑)
Xでの動揺しまくったポストにより、私が受賞を知ったと見るや、フォロワーさんや他の応募者さまたちから怒濤の勢いでお祝いメッセージやリアクションをいただき、作品のPVもXのフォロワーさんも増え続け、ペンギンSFアンソロ以来の通知ラッシュに翻弄されまくり……すごい賞をいただいてしまったのだと、遅まきながら徐々に実感が湧いて震え上がります。審査員の先生方からは身に余るお褒めの言葉をどっさり賜り、講評を繰り返し眺めては顔を緩めまくっておりました。なんかもう、一生分褒められた気がする……!(涙滂沱)
受賞作について、カクヨムへの転載ができるかどうかは現在運営さんに問い合わせ中ですが、気になる方は私のXアカウントの固定ポストからでも覗いてやっていただけたら嬉しいです。誰にでも読みやすい、1万字弱のほっこりSF短編ですよ。こうやって書くと全然面白くなさそうだな、この作品(真顔)
正真正銘、生まれて初めていただいた公式の賞です。
それも佳作や準賞ではなく、大賞という、この上ない名誉です。
小説を書くようになって早20年以上。「誰か一人だけにでも楽しんでもらえれば満足」と、ずっと内々で細々と、でも一度として筆を止めることはなく書き続け、意を決してカクヨムに登録したのが2年半ほど前。
学生時代ぶりに応募したコンテストで「おするばんのホームズ」が最終候補に残り、私の小説も捨てたもんじゃないと思えるようになったのが、今からちょうど2年前。カクヨムコン8に応募した「不老不死の窓口」で、非公式ながら九頭見灯火さまから「ベストチャレンジ賞」を賜ったのが約1年半前。SF短編に注力するようになったのはここからです。
こうして考えると、私のSF短編執筆歴はとても短いのですが、それまでにコツコツ積み上げ続けてきたものが確かな土台になってくれているのだと思うと、月並みながら、「継続は力なり」という言葉を実感させられました。
書いてきて良かった。応募して良かった。
「誰か一人だけにでも楽しんでもらえれば」と思いつつも、「一人でも多くの人に楽しんでもらいたい」という思いも、勿論ずっとありました。その野望に向かって、大変に大きな一歩を踏み出せたように感じています。
この先も、一人でも多くの人に、少しでも楽しんでもらえるよう、せいいっぱい、かつ、楽しく作品を生み出していきたいと決意を新たにしております。
外部サイトながらこの場を借りて、応援・祝福してくださった全ての皆さまに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!