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カクヨムで人気があったら書きにくいこと

 面白いものは、
 売れなくても面白い。
 感性軽視だけど、そうはいっても、
 売れる売れないは一応興味あります。
 今回は売れるとかどうとかの、
 一般的にはあまり面白くない考えです。

 投稿サイトの小説を、
 人気だからと本にしても売れないことがあります。
 投稿サイトで人気があったのなら、
 本にしたら売れそうなもんじゃないか、
 と思うけども売れないという例があります。
 理由は出版不況だけじゃない、
 それは現状であり何かの結果だけ。
 投稿サイトでは、評価する側も小説を書いているからこそ、
 他の人に大きく突っ込みを入れたりするのは難しいらしく、
 全てが控えられている気がします。
 かなり前に少しだけ見て本当かなと思う感想もあった。
 例えば、
「何々と何々の心情が良かったです、これが本になったら買います!」
 と。言葉自体は本当の時もウソの時もあって何でもいいんだけど。
 なんだか心の中で、
(誰が本当にこの小説にイイって言うんだろ?
 わからないけど、イイですね、っと……)
 こういう票も多そうである。これが重なると、
 結果としてウソの評価ルーチンが出来て、
 最後にできた評価が参考にならなくなる。
 本当の感想も入っているはずではある。
 それは参考になる。
 しかし、
 もしも総合的に参考になるのなら、
 ネットの人気順から出したら売れている。
 こうならない理由が(全ては不明ながら)確実にある。
 成功を偶然にしかできなくする要素が、
 各所に潜みまくっている……。
 だからといってこれを聞いて成功するか分からないじゃない、
 その通り。しかもさらに下がある。
 出す前から明らかに売れない本が毎年ある。
(それはあるけども変えられない、そうですね?)
 成否関係なく時には腰を据えるしかない。
 ネット人気と、売れるかどうか。
 一緒じゃないのがおかしい気がするけど別々。
 小説賞の話にも少し似ていて、あまり関連がないことがある。
 大賞売れというのは少しはあるだろうけども。
 それはどうしてなのか。
 投稿サイトでの感想や人気がそのまま参考にならない以上は、
 例えば(詳しくないけど)ネット人気もあった『転スラ』や『このすば』は、
 感想や人気で業界の目をひくことはそれとして行い、
 現実の子供に受ける内面もちゃんとあったとしか考えられない。
 しかし、絵がついて販促されるなら、多分、
 現実のターゲット層に受ける内面、そこから出る内容だけで十分。
 カクヨムの中にも色々いいものがあると思うけど、
 さすがに量の問題もあり、チェックしていない……。
 個人的に増やしたいのはイメージ量や小説。

 表面を見ればネットが市場を壊したんだけど、これは黒船みたいに、
 前から準備してなかったから余計大変になったのではなかろうか。
 君は準備してるか、してるか、で、さすがに分からないし、
 現状をふわっと理解するだけなら誰でもできるけど。
 しかし例えば車やゲームはハッキリ進化するのに、
 小説業界では……誰かデビューしても、
 芥川龍之介や村上龍より全個所が下手なのどうして、
 エンタメ性くらいでは勝とうよ、勝てるよ、であり、
 ハチャメチャさも他の分野より上がらないし、
 時に慎重すぎるかと思えば、行ってもセンスを活かせない。
 というありそうな謎も感じます。

 チャンスのある若い方が、
 今から何かを売るとして、詳しさが足りないと、
 ゴルフ嫌いな人がゴルフ調べるみたいに分からないと思います。
 総当たりや偶然以外ではどうしようもない。
 じゃあまず情報だなということになります。

 今、数週間で100億円の制作資金を回収した、
『原神』というゲームをチェック中。
 未完成のゲームなのでどうなるかわからないけど、
 絵は普通……に良い方で、
 対応したハード(パソコンやゲーム機、スマホ等)であれば、
 動作の軽さと風景の作りこみがすごい。
 インストールがダルイなら動画だけ見れば早し。
 中国産だけど、とっくに日本越え。プレイ中に、
 声だけ中国語、韓国語、日本語、英語、切り替えできる。
 日本のアニメ声が嫌いな方は声だけ英語とかもできる。
 基本無料の課金型ロープレ。日本産にあるチープさがそんなにない。
 日本のゲームは相対的にレベルが下ってきている……。

 他にも短期間で爆売れは、
 最近『ヴィルネーメレト』という18禁の同人ゲームの話題もあった。
 このゲームの購買層は中年男性だと思われる。
 男性オタクじゃないと、いや、それでも見る人によってはグロであって、
 設定や全部白黒という落書きのような絵自体きついとおもうはずだけど、
 自分としては尊敬。
(女性だったりオタクじゃなかったら見るまでは勧めません。
 ある層に売れそうなものを見たら本当に引いてしまう場合も多いと思うので)
 おそらく個人作成の、
 男性向けエロゲームで7000本以上売れている。
 面白いのは、
 本数はこれでも十分で、
 価格は一万円くらい。売られている販売サイトは、
 4000円以上のソフトは作り手の利益率が8割で、
 この人は今年だけで5~6000万円くらい?
 お金持ちになったということになる。多分まだ伸びる。
 全てが欲望みたいな同じようなゲームばかり作ってるサークルで、
 今回は話題性もありヒットしたようである。
 もっとちゃんとやってるものもあまり売れないものがあり。
 ひたすら小規模でエロだけでお金持ちって、
 明るい話題だなと思います。
 スカイリム、原神、ヴィルネーメレトどれも、
 最近の流行としてオープンワールド型というものがあり、
 ストーリーもあるけど行ける範囲がとても広い。
 これはもしヒットすれば長く売れるという特徴があります。
(とはいえ当然、
 オープンワールド型です、と名乗る、
 売れないものがこの後増えるに違いない)

 ごらんのとおり、
 何の意味があるの? ということをやることも、
 しょっちゅうです。

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