よく「親ガチャ」という言葉で「金持ちの家に産まれないと金持ちになれない!」って言いますけど、少なくとも日本においては成功者への道は決して閉ざされてはいないし、見つけにくいものでもありません。
金持ちへの扉はむしろ遠くからでもハッキリわかる程巨大で、しかも開きっぱなしなんです。入ろうと思えば、誰でも入れます。
こう書くと「そんなわけあるか! じゃあ何で大多数の人間は貧乏人なんだ!? 何で金持ちはほんの少ししかいないんだ!?」って反射的に思うでしょうが、落ち着いてください。
そんなあなたに質問しますが、ダイエットに成功するにはどうすればいいか知ってますか? え? バカにするなって?
「脂っこい食事を控えて、栄養価の高くてバランスの良い低カロリーの食事を摂り、運動すれば痩せる」っていうのは分かってますよね?
でも「たったそれだけの事」なのに何で世の中には肥満な人があふれているんですか? なぜですか? それも知ってますよね? それこそが「金持ちが少なく貧乏人が圧倒的に多い理由」です。
貧乏人は「本能」「感情」に従う一方、金持ちは「理性」「理論」に従っています。で、この金持ちが従う「理性」や「理論」に貧乏人が従うのは『絶望的に』難しいです。
何せ気持ちよくないし、ストレスがバリバリにたまる。それに「安近短」とは正反対で「資料は高いし、目的地までは遠いし、長い事歩かなくてはいけない」から
「こんな苦労してもお金がたくさんもらえる『だけ』だから貧乏でいよう」と思って金持ちになるのを諦めるわけです。
「貧乏人は金持ちになるのを諦めている」と書きましたが「そんなバカな! 誰だってカネは欲しいだろ!? そんなの絶対あり得ない!!」って思うかもしれません。ですが「お金は欲しいけど苦労してまで手に入れたい物じゃない」っていうのが本音なんですよ。
その証拠に「世の中カネじゃない」とか「お金は人を狂わせる。必要以上のお金なんて持つもんじゃない」って言ってるでしょ?
他にも宝くじで1等が当たる確率はおよそ2000万分の1で「雷の直撃を生涯に2回体験する(およそ1000万分の1×2)」位に珍しい事なのに「夢を買う」とか言って宝くじに散財する人は大抵貧乏人です。
ちなみに常識というのは「多数決」で決まるものです。そして世間の大多数は「貧乏人」が占めます。だから常識は「常に」間違っているのです。
常識というのは「他人の意見を聞け」「他人にどう見えるかも考えろ」「完璧にできるまで準備しろ」「先例のない事はするな」「失敗だけは絶対にするな」という成功の足を引っ張る事ばかりです。
怒り、嫉妬、恐怖、怠惰、傲慢、無気力……そんな「負の感情のヘドロ」にまみれているのが「大多数」の貧乏人なんです。
こんな事を偉そうに言ってる俺だって続かないから貧乏人ですよ。金持ちのやる事を1年どころか1週間続けるのさえ無理。無理になる理由は知ってるけどそれでも無理。
どうしてもすぐに成果が欲しい。成果が何年先に出るのか分からないなんて耐えられない。だから40過ぎても貧乏人のままなんだ。
成功者はいわゆる「誰が見てもハッキリと見えているのに『なぜか』誰にも当てられないダーツの的を当てられる人」なんですよ。
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