本編にも載せたがこっちにも掲載。
まずは最後まで読んでくれてありがとうございます。少数ですが追ってくれる読者がいる。その事実がやはり最後まで書こうというモチベーションに繋がりました。本当にありがとうございます。
2章のテーマは楽しい学園生活と友達です。1日目とエピローグにそれが強く表れていると思います。PVが取れず不評だと思ってテコ入れした4日目から変なことになってますが、最後は一応テーマに回帰できました。エピローグは細かい粗を修正しきらなかったのですが、でも結構気に入っています。最初にお弁当をみんなで食べる絵があって、そこに着地するために頑張っていた感じでした。
2章は一言でいえば失敗作でしょうか。初めてのWEB連載。初めての読者の目。PVとの悪戦苦闘。小説執筆以外にも宣伝や報告等やることが多く、またこの作品は本当に命とこれまでとこれからの全人生を賭けていた作者の分身ともいえる作品なので、全ての反応に劇的に反応してしまい、心が休まる暇がありませんでした。物理的に死にかけたこともあり、職場で号泣したこともあり、泣き叫んで壁を叩いたことも1度や2度ではなく、地獄のような半年間でした。精神状態は崩壊しその煽りは作品にも度々現れ、書き直しの頻度はもはや他の追随を許さず、1日たりとも心は休まらず、今やらなかったら人生が崩壊するという強迫観念に常に襲われ、幻聴、耳鳴りがいつからか毎日なり始め、その苦しさにもまた発狂し、神経は唸り僕をコントロールしようとし、もう本当に生き地獄としか言いようがない状態でした。そんな状態でなぜ作品を書き続けたかと言えば、日本で一番努力して書いたと言い切れる1章を書いた記憶が、その血の滲みが、努力が、認められたくて、広く認められたくて、その思いが一番大きかったかなと思います。でも、最後の方、何もかもを諦めてからは完全に作品愛です。この作品は僕自身なんかよりもよっぽど大切な作品です。その作品を、WEB連載の形式なんかに振り回されて、2章はずっとその連続で、本来あるべき形を損なって、凡作に貶めたのが悔しくて悔しくて仕方がない。だから、2章は多分リメイクするのではないかと思います。AD製作部分だけ切り取って、話としてまとめ上げてから、3章に行くのではと思います。2章は構想を練り切らないまま初めて、その歪が波及してこのような結果になりました。
そもそも2章開始時点で僕はもう疲れ果てていました。1章を投稿したもののほぼ全くPVがつかず(テンプレから外れた無名の作者の作品は大体こんなもん)、毎日心臓を傷めながら書き直しと宣伝作業を行い、それが2か月延々と続きました。死にそうでした。その状態で、まずはプロローグだけ投稿して続きを書く意思を示しとこうと思って、2章のプロローグを投稿したのが失敗の始まりです。それからは読者に見捨てられる不安から恐慌的な精神状態のまま常時練り切らないままに話を執筆し続け、落ち着いた精神状態で考えれば、書けば、絶対犯さない失敗を何度も犯しました。話を最後まで途中経過まで練ってから書く。長編はこれをやらないと、基本絶対構成を失敗するのです。僕も失敗しました。特にストーリー面、主題にすべき話をそもそも間違えました。多分クラス対抗ストラテジーウォーが一番いりませんでした。そして少しシャルナ周りの話のバランスが悪かったです。多分2章はAD製作の話とプライアの懸念とアルルとの出会い、それとシャルナの強化周りの話だけやってれば十分だったと思います。それから3章にいくべきだったのでしょう。世界観的に重要なモンスターが200話以上出てこないというのは意味不明ですし、書きたいのも3章、先に1章の次として構想があったのも3章、面白くなりそうなのも3章、ただ、上級生の前に1年生の話をするべきかなという漠然とした思いから2章を先にしました。それだけだったのです。本当。失敗ばかりで、WEB連載にこれだけ迎合できない人間がいるのかと自分でも嘆きたくなるレベルです。十分時間があれば2章を完璧な形に仕上げられた自信があった。でも、焦りと恐怖がひたすら精神を乱した。地獄のような7か月間でした。そうとしか言いようがない。耳鳴りが特にきつかった。ずっとなり続けて僕を一時も休ませてくれなかったから。今も。
3章を書くにあたって2章をどう扱うか、まだ決めかねています。リメイクするかもしれない。そのまま続きを書くかもしれない。でも、カットしてリメイクしたいという気持ちの方が大きいです。最近じゃ星もつかなくなった、読者もたくさん失った。2章の失敗が何より個人的に許せない。WEB連載は性に合わないようなの、今後はストックして一人で書き上げてから話を投稿することにします。即興の練習も兼ねてWEB連載した2章ですが結果は散々。始める前から分かっていた僕に普通の連載はできないという結論をまざまざと思い知らされました。もう未来永劫二度と2章みたいな連載形式は取りません。それくらい苦しかった。地獄を見た。一日中書き直して、投稿した話が一日中気になって仕事も手に就かなかった。もう、二度と連載したくない。