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行きつけの本屋さんが無くなっていた時に感じたこと

 紙の本が売れなくなってから、もう10年以上経ちますか。

 しかし、幼少期から紙の小説や漫画に触れてきた私は、どうしても電子派になり切れません。

 そんな人達のために、今日も紙の本を売っている本屋さんには日々感謝しております。

 しかし、昨日、長年頑張って営業していた行きつけの本屋さんが、ついに潰れました。

 2週間ぶりに行った本屋だったそこは、中はがらんどうとした空間に変わり果て、たった1枚の紙に「これまでのご愛顧、ありがとうございました」という旨が書かれているのみ。

 少しの間、動けなくなりました。

 人の気配を感じ、左に目線を向けると、私と同じようにポカンとした表情で立っている40代半ばくらいの女性が立っていました。

 私は、彼女を見ることで、やっと動き出すことができました。
 自分と同じようにショックを受けてくれている人がいることに、なんだが安心したのです。

 突然の別れでしたが、彼女のおかげでこう思えました。
 紙の本を望む人間はいなくならない。故に、本屋さんも絶滅しない。


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 ヒロイン達の本音をぶつけるシリーズの初回です!
 最初に本音を披露してもらうのは、主人公の妹である早乙女明日香。

 彼女がブラコンになったキッカケとは?
『ヒロイン全員を幸せにするラブコメ』
『早乙女明日香のひとりごと 1』
https://kakuyomu.jp/works/16818093089093786722/episodes/16818093090045906770

5件のコメント

  • こんばんは。
    本屋さんが亡くなる寂しさはなんとも言えませんね💦
    わたしも6年前に近所の個人経営本屋2軒つぶれてしまう前に行ったときは、凄い人だかりでした!
    いまは、大手の本屋しかなくなりましたね。
  • おっしゃる通り、我が町からも本屋が次第に姿を消しています。ここは都会の真ん中なのに、今では駅前に一軒だけしかありません。
  • もっちゃんさん・神崎さん。
    コメントありがとうございます!

    世の中はどんどん便利になるのに、読書好きにとっては不便になる一方ですよね!
  • いつか災害が起きて大停電になったら、紙の本は貴重品になるでしょうね。
    紙の本は、無くなりませんよ。
    ネット通販で本を買おうと思っても、輸送コストが高くなるでしょう。
    本屋も無くなりません。
    と、信じたいですね。
  • 確かに!
    災害時で勝つのは紙の本ですね!
    冷静な意見をありがとうございます!
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