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【絵の説明】🌸絵を使った🐳文章描写🐈練習

 ここは「🌸絵を使った🐳文章描写🐈練習」の企画の「絵」について書きこんでいくノートです。
 「わたしのコメント」(=文章練習に触れるのが目的)で語り切れなかったことや絵の詳細や関係のない余談をしていきます。
 [タグ]と同じ絵を見ながら読んでください。

3件のコメント

  • タグ名[翼人]‐ まよなかちわわ

     思っていた以上に描くのが難しかったです。「ガラスの龍」や「ユニコーン(馬)」というモチーフを無骨というか、カッコよくしか描いてこなかったからですね。どうしたら やさしい雰囲気で描けるか、必死で模索しました。その雰囲気こそ まよなかちわわ さんが書きたかったことだと感じたので。そのために、点描や網かけなどを用いました、が、どうでしょう? もっと点描が上手な方なら もっと雰囲気を出せたと思います。

     龍について。
     難しかったです。ガラスは描きこめば描きこむほど質感が深まります。ガラス+龍という組み合わせは深く描写すれば、「幻想的」な雰囲気が表現されます。しかし。代わりに「やさしい」雰囲気が死ぬのです。。。これは仕方ないことなのですが、絵にするときには両立させることが困難なモチーフなのです。ある程度描きこんで、あとは周りで「どこかやさしい」雰囲気を描きこみました。

     ダイヤモンドについて。
     子ユニコーンのダイヤモンド。たぶん、この視点がこのシーンの主視点だと思います。デフォルメを意識してデザインしましたが、……雷光でちょっと描きこみが増えてしまいました。
     「大きな木に歯を立てる」という描写がありましたが、馬が太い幹に噛むところが わたしには想像できなかったです(馬の歯は非常に生々しいので、描けないなぁと思ったのです)。ですので、木の枝を噛ませました。そこはすこし想像と違うかもしれません。

     翼人について。
     描写がほとんどされていなかった翼人さん。どんな服なのか、どんな龍涎香を持っているのか。きっと、遠くからなのでよく見えなかったのだと思う。最初から影で潰すつもりはあったのですが、そこらへんのデザインをどうしようか悩みました。最終的に百姓(わたしのイメージ)みたいになりました。

     構図について。
     主役の翼人を真ん中に、雷光で際立たせ、斜めに龍・翼人・ダイヤモンドを配置にしました。その一瞬を切りとるイメージで、動きが止まって見えるように対角線構図にしました。
  • タグ[ゴブリンVS]- タルー さま

     最初の投稿では「場所」が描写されていませんでした。なので、初めは「夜に閉ざされた御屋敷」の設定で描こうとしていました(美しい闇夜の王のイメージ)。最終的に「鬱蒼とした森」という描写に修正されましたので、こちらも変更しました。
     が、しかし。
     それは(自分にとっては)些末なことでした。この作品で一番伝えたいところは「ヴァンパイア」と「ゴブリン」の対比。そして、弱者が強者に打ち勝つであろう瞬間。そのカッコよさの前では、風景など霞んでしまうほどでした。戦いの余波で辺りが「荒野」になっている描写がありますが、わたしの絵で描かれていないのは そういった理由です。しかも、「日の当たらない鬱蒼とした森」という描写があるのに、おもわず月光という特殊照明で照らしてしまいました(笑)。
     全体としては黒ベタを使わず線のタッチを残し、荒々しいイメージで描きました。

     ゴブリンについて。
     描いたことがない種類のキャラクターでした。デザインを決めるのに時間がかかりました。弱者、醜き者のカッコよさ……自分の描写力不足で描ききれた気がしません。もっと矮小な存在として描きたかったのですが、「カッコよさ」を優先して最終的には「オジサン的なカッコよさ」に落ち着いた感じがします。
     地味に悩んだ箇所があります。それは 牙の有無 です。「――構えるは、戦う“牙”無き人間が作り出した剣。」という描写が胸にひっかかったのです。牙がないほうが「弱者が挑んでいる」感が出るのです。なので、一度描き直したら……ゴブリンじゃない、ただのオッサンになってしまいました。いくつか描いてみたのですが、納得がいかず、あえなく牙を生やしました。
     持っている剣については「弱者たる人間が強者たる魔物に立ち向かうために編み出した術。」と書かれている以外はなにもなかったので、装飾の少ないものにしました。そのほうが堅実に強者に立ち向かっている気がしましたので。

     ヴァンパイアについて。
     彼女は「可憐な少女」とあります。少女といって年齢に幅があって、イメージによって変わると思います。それはこちらに任されている気がしましたので、14歳~16歳の中高生くらいの設定で描きました。オシャレとか気にするお年頃な見た目です。着ている服もオシャレでエレガントなドレスをイメージしております。下賎なゴブリンとの対比として「裕福さ」や「気品」を出したかったのが理由です。ただ、服がズタボロになっていて ちゃんと雰囲気を表せているか分からなかったので、「コルセットドレス」に進化させました。気品さの象徴「コルセット」は偉大です(わたしの好物)。

     構図について。
     二人の対比を意識してしました。「強者/弱者」「勝者/敗者」はもちろん、片方は動きを出しづらい真正面から動きを出させ、動きを感じる斜め構図から精悍に動かない、……と対照的にさせました。ゴブリンが「古傷で目が閉じている」と描写されていたので、代わりにヴァンパイアのほうは「たった今、片目を潰された」イメージで設定しました。

     ここからはわたしの好きな余談になります。【元小説を見にいった感想(とりあえず、[vsヴァンパイア・]まで読みました)】
     黒フリルでしたかぁ……え、夜じゃない?! しかも、日も通さぬ鬱蒼とした森じゃない(開けた野原だった)?! 周りが消し炭になってない?! 周りにゴブリンたくさんいる?!……などなど。
     答え合わせに行ったつもりでしたけど、絵にする用にかなり書き直していたんですね……。いやぁ、そこまでしてくれるなんて うれしいです。まさか、こちらの意図を汲み取ってくれていたとは・・・。作品の内容的にはレビューというより批評をしたくなりました(してもいいかなぁ)。
  • タグ[炎使い]- 緑川赤城 さま

     まず、遅れて申し訳ありません。遅れた理由は先述の「キャラクター像が掴めない」というのが一点、そしてそれに即した事情がもう一点あります。感想で「この絵はツギハギである」と言いましたが、そのツギハギの要素たちが反発しあったのです。これはわたしの持っているイメージのせいです。
     赤髪赤眼の炎使い → 某フレイムヘイズ。またはサンホラのムーランルージュ。いわゆる、燃え盛る髪型(長髪)を想像。
     細身の体は引き締まった筋肉で武装・若いであろう面持ちの兵士 → 某戦争ボケの主人公(少年兵のイメージ)。
     喜怒哀楽のどれにもつかない冷徹な無表情(での惨殺) → 某殺人メイド長
     ……みたいな感じで、それぞれが互いに反発しあって「どうしよう」……となりました。

     主人公(アルム)について。
     ↑の要素をかき集めたキャラデザになります。某戦争ボケの主人公の体形、その若さを表す短髪の髪型に炎の髪を馴染ませ、眼は某殺人メイド長を参考にしました。どうしても「燃え盛るような髪」を描きたかったので髪の端から炎を出しています。

     構図について。
     まず、最初読んだときに赤色が鮮やかに浮かんできたので、色を使った作品にすることに決まりました。ですので、主人公の基本色を赤として、その周りを若干ですが青紫を入れ際立たせています。主役が一人でわかりやすかったので、そのキャラクターをどんっと真ん中に位置させました。周りに死体が転がっている描写がありましたが、要素を少なくして主人公を際立たせたかったので手前の燃えている手だけで描写。冷徹な表情を演出させるためにアオリからの炎の光源にしました。
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