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「あなたの描写文章」練習専用ノート

↓この企画↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881010606

絵にしてほしい文章をコメント欄に書いていってください。

7件のコメント

  • 【例】
    twitter希望
    ・キャラ描写
    彼女は名はコムライス。
    信仰が集まらず神社を捨ててネット内に移住した水の神さまだ。
    流行りものに憧れて、流行アニメの魔法少女のような服に着物を改造して装束衣装としている。元気が取り柄みたいなやつで、そのくせ神の威厳を見せるときは思い出したかのように、澄ました顔をする。

    ・シーン描写
     水をまえにして、彼女の身体が突然光を帯びる。それをどうということもないといった表情で、コムライスは腕を広げて見せる。目のまえの水流だけ掻きまざたように乱れ、そこに水の柱ができる。水滴は彼女のまわりに飛沫をあげては、空中に固定される。

     ――――おもわず、彼女が超常の存在であると再認識させらてしまう。

     なぜなら、彼女の目のまえに水の龍がいるからだ。瞬きする暇もなく、先ほどの水柱が龍に変形して、しかも、それを自在に彼女は操っている。
     右に左に。踊るように。荘厳な龍を従える。
     その姿は、神の威厳に畏怖を覚えさせるほかの選択肢をなくしていた。
  • ・Twitter希望

    ・シーン描写


    「龍よ!ガラスの龍よ!」

    遠くからかすかに呪文が聞こえてきた。

    「龍涎香はここぞ。来たれ。われも参るぞ」

    ビュー!

    空からの風が強くなってきた。ダイヤモンドは、大きな木にしっかり歯を立ててしがみついた。

    その時、龍涎香を持っていた少年の背中から真っ白い翼が広がった。

    翼人つばさびと?ママに聞いたことある。

    翼人は翼をはためかせて空に上っていく。

    空からは透き通ったガラスの龍が、降りてくる。

    両者が重なりあったあと、雷鳴が響き、どこかに雷が落ちて空には稲光以外何もみえなくなった。

    これで、わかりますかね?わからなかったら、書き直します。


  • ・シーン描写

    細々と続けているファンタジー小説の冒頭のシーン。むしろ自分が見たいのでお願いします。タイトルは『魔導英雄譚 破邪戦線』主人公格のアルムの初登場シーン、その抜粋。


    これではどちらが狩る側かは明確だ。一方的な戦闘、力の差は歴然だ。そしてその狩人は緩やかな坂道を登り自分の目の前に歩み出てきた。

    燃えるような赤髪、鋭い眼光を持つ焔のような赤眼が目の前の敵を見つめている。皮の鎧を纏う細身の体は引き締まった筋肉で武装している。長く戦場に居たのであろう、体には数多くの傷の跡が見受けられる。おそらくまだ若いであろうその面持ちは喜怒哀楽のどれにもつかない無表情。操る炎とは正反対の氷を思わせる冷徹さが伺える。

    「……っ」
    息を飲む。目の前の青年は冷淡に。まるで最初からそういう生き物だと言わんかのように鋭い殺気を放っている。



    補足すると特殊効果を出せる剣で無双した後、生き残りのモブの前に出るところ。周りは荒野くらい開けてます。

    あまりtwitterとかは詳しくないのでここでも確認できると有り難いです。
  • ・Twitter希望
    ・シーン描写
    それは、夜になったばかり時、だだっ広い豪邸のそれまただだっ広い中庭で、子ユニコーンのダイヤモンドは見た。背中に白い大きな翼のある人が、呪文を唱え、翼をはためかせて空に上っていくのを。

    上空からは、透きとおったガラスの長い蛇のような龍が翼のある人に近づいてくる。龍と翼のある人が重なりあうかないかの瞬間は、ひどく美しかったとダイヤモンドは、思った。

    これで、おわかりになるでしょうか?


  • ・Twitter希望でお願いします。
    ・文の末尾で同じ言葉を繰り返していたので気になって修正してしまいました。内容は全く変わっていません。
     毎度毎度すいません。いや、自分の文章はそれなりに愛しているんですが……つい。


     
     その相貌は悪鬼のごとく。すでにエリザベートに可憐な少女の面影は存在していなかった。

     腰まで届くきめ細やかで艶のあった金髪は散々に乱れ、色を失い、まるで年老いた老婆のようだ。
     日の光も通さぬ鬱蒼と茂ったこの森を、ほのかに照らす月光のごとき淡く透き通った彼女の肌は、自身の血ででたらめに化粧をされて台無しに。
     フリルをあしらった自慢の服も今や見る影もなく、体にこびりつく布きれといった有様。
     その布きれがきわどい所を隠しているのは不幸中の幸いと言えなくも無いとも言える。――もっとも、今の彼女にそのような些事に気を裂く暇などないだろうが。

     彼女は斬られた脇腹の痛みに脂汗を流し、上手く力が入らないのか、ガクガクと足を震わす。

     見るからに満身創痍。

     しかし、彼女は倒れない。ふらつきながらも、足が地面に根を張ったかのように、地に伏すことを拒み。赤く染まる瞳をめいっぱいに広げ眼前の下手人を睨みつけるのだ。
     闇夜の支配者ヴァンパイア。その自分が、目の前の矮小な存在にコケにされているという怒りだけが死に体の彼女を動かしていた。

     彼女の呪い殺すような視線の先には、脆弱な存在であるはずのゴブリン。銀色に輝く鎧に身を包む彼の姿に目立った外傷はない。
     最強種たるヴァンパイアを最弱種のゴブリンが手玉にとる。まるで、夢か幻の類のような光景がそこにはあった。

     二人の戦いの余波で周囲の木々は原型を留めないほどの消し炭になり、森の生物も死に絶え、生を感じることのない焼け野原と化している。

     手癖だろうか、そのゴブリンは自身の右目を縦に跨ぐ爪痕のような古傷を軽く手で弄りながら、エリザベートの下へ歩を進める。
     彼の瞳には彼女のことなど毛ほども映っていない。ただ機械的に、淡々と、目の前にいる虫を払うように、彼は彼女の命を摘み取ろうとするのだ。

    「――っ。バカにしてぇ!」

     お前など眼中にない。そう言外に言われた彼女は我を失い、己の強大な魔力を力任せに振るう。それをゴブリンは悠然と迎え撃つ。
     

     ――構えるは、戦う“牙”無き人間が作り出した剣。
     ――用いるは、“力”無き人間が編み出した武術。

     それは、弱者たる人間が強者たる魔物に立ち向かうために編み出した術。

    「またそんな小細工を!」
    「……弱ければ死ぬ。そういう世界なのだろここは?」

     ならば何でも利用するさ。彼はそう嘯く。
     そして、強さだけが全てのこの世界に反逆の狼煙を上げるべく、彼の剣は煌いた。
  • ・シーン描写

    追記です。足りない描写を加筆しています。


    アムリア王都前は戦場と化していた。
    一面に広がる大地は戦火に焼かれ敵とも味方ともわからない死体があちらこちらに転がっている。遠方、砲弾の爆音と黒い煙、紅蓮の炎が景色を侵略している。最後の居城である王都アムリアに向かって敵兵の群れが怒号を上げて自国の旗を掲げて我が軍の仲間を次々と駆逐していく。


    その中、一点だけおかしな点があった。

    進軍してくる兵士どもの群れの何倍の速さで次々と味方を斬り伏せている。
    それは兵士の姿と言うより、凶暴な獣か何かに思えた。

    そしてその獣を狩るべく仲間の兵士がそいつに挑みかかる。しかし、それを炎の斬撃で尽く沈め鉄の鎧ごと溶断する。そいつの持つ剣は朱く光る筋を妖しく輝かせながらその筋より剣を赤熱させ炎を纏わせる。


    これではどちらが狩る側かは明確だ。一方的な戦闘、力の差は歴然だ。そしてその狩人は緩やかな坂道を登り自分の目の前に歩み出てきた。

    燃えるような赤髪、鋭い眼光を持つ焔のような赤眼が目の前の敵を見つめている。皮の鎧を纏う細身の体は引き締まった筋肉で武装している。長く戦場に居たのであろう、体には数多くの傷の跡が見受けられる。おそらくまだ若いであろうその面持ちは喜怒哀楽のどれにもつかない無表情。操る炎とは正反対の氷を思わせる冷徹さが伺える。

    「……っ」
    息を飲む。目の前の青年は冷淡に。まるで最初からそういう生き物だと言わんかのように鋭い殺気を放っている。


    恐らくは後の世に英雄として語り継がれるであろう青年は、無慈悲に目前の命を燃やし尽くしながら紅蓮の剣を振るう。
  • [一条の矢]
    Twitter希望
    ・シーン描写



    ――この場にいるすべての人が固唾をのんで見守る中、私は大三の姿勢から伸びやかに、けれども慎重に引き分けていく。
    ミンミンとけたたましい蝉の声は遠く、さっきまで聞こえていた赤ちゃんのむずかる声も気にならなくなった。調えられた室温は、今の私にはまだ暑いらしい。引き伸ばされた思考が身体の隅々まで行き渡り、練習の成果が強ばりそうな身体をほぐしていく。


    しっかりと的を見据え、狙いを合わせる。

    ――こんなに遠かったっけ?

    ギチギチと|弓掛《ゆがけ》を音立てながら、そんな不安が胸を突いた。そうすると、加速した思考が理性を置き去りに走り抜けていく。

    ――例えば今この瞬間にも、|弦《つる》が弾けてしまうかもしれない。
    ――例えば力の加減を間違えていて、狙ったとおり真っ直ぐに飛ばないかもしれない。
    ――例えば、弓が壊れる事だって無いわけではない。

    例えば、例えば、例えば。
    かも、かも、かも。
    そのすべてが取るに足らない、要らない心配だと理性的な自分が語りかけるけれど、不安はいたずらに増すばかりだった。たぶん、そのとき私の腕も震えていただろう。

    泣いても笑っても、この一本ですべてが決まる。わかっている。落をつとめるということは、こういうことなのだ。


    ここまでつなげてくれたみんなを思う。
    ここまで指導してくれた先生を思う。
    ここまで応援にきてくれた後輩達を思う。


    ――――震えが止まる。緊張は気合へ、不安を吐息に乗せて、ただ的と対峙する。




    意識していたわけではなかった。ただ、決意を固めた瞬間、まさにその一瞬に矢は解き放たれて、一直線に的との距離を潰していく。
    その距離、二十八メートル。その空間を一条の矢が奔り抜けていく。その姿は閃光のごとく、わずかな反射光と共に。

    ――――ッパァン

    音高く鳴り響く。放たれた矢は、狙い違わず的の中央を破り誇らしげに突き立っていた。

    「――――――」

    半ば機械的に残心を解き、弓倒しする過程でようやく会場に響く拍手に気づく。
    四射四中――つまり皆中だ――という成績を讃え、それまでの静寂が嘘のようにざわめき立ち、その勝負の行方をささやきあう。
    私だって、もっと言えば仲間や、今も後ろで見守っているはずの介添えの友美ちゃんや顧問の大山先生、あるいは審査員の方々も。

    総的中数、十九。
    相手もまた、十九。



    ――――インターハイ弓道部門、女子団体決勝。
    その勝負の行方は、まだ決まらない。
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