フィクションってのは、何?
人は、それぞれ生きている心の次元が違う。
だから。
自分だって心を書けば、人にとって、
それはフィクションになりうるんではないか。
とか。
思うけど、
きっと、それは違う。
自分にとっての本当は、フィクションではなく、
ノンフィクションで。
虚構。
フィクション。
創り出したもの。
思いから派生して組み立てたもの。
や。
私は、簡単なものでいいと思ってる。
複雑な、
社会の闇を、ぶった斬る。
そんなのは、望んでない。
し、書けない。
書きたくない。
よって書けない。
そこじゃない。
フィクションを注ぐのは、
ちょっとした、人の心へ。
くらいの、
気軽さで。
という枠組みは、ある。
自分のなかに。
ただ、「フィクションって何?」になると、
どうも答えが浮かばない。
書けない。
どこに、誰に、
どんなふうに響くのがいいか。
それは、普段の発する言葉と同じ、
留意点としましては。
その感覚。
フィーリングを養ってゆけたなら。
わたしは、わたしなりのフィクションが書ける。
そう信じているのだ、が。
さて、この登り口で、
どこまで、どう、いけるのか?