何とかストックが尽きる前に新章が完成しました。全力で執筆したため少し燃え尽きてしまった感が否めません。
これでしばらくの間のんびりモードに移行できるわけなのですが……残念なことに続きのアイデアがありません。
厳密に言うと、書こうと思っているストーリーはあるのですが、その間に書くストーリがまだ出来上がっていない状況です。
やはりメインキャラが多すぎて上手く掘り下げができていないのかな、と自分でも感じています。書いていて明らかに書きやすいキャラと書きにくいキャラが出てきてしまっているのが少し反省です。
批評企画にも参加させていただいたのですが、「登場人物が多すぎて話についていけない」というコメントをいただきました。何の反論もできないですね……改めて読み返すとキャラ多いな、と自分でも思いました。
私はまだキャラを一人歩き(暴走ともいう)させてストーリーを作るのが得意でないので、どうしても話を動かすためにキャラを追加してしまいがちです。そしてキャラの動かし方が分かってくると、話を動かすために追加していたキャラが邪魔に感じる……悪循環ですね。
心理学的な話をすると、人間の記憶力は「7±2チャンク」と言われているそうです。ここで言う「チャンク」は意味のまとまりで、純粋な個数でないことがミソですね。これを創作に落とし込むなら、一度で覚えてもらえる登場人物は7人前後という事になります。更に異世界物の場合はここに固有の設定が加わるのでもっと減らした方がいいかもですね。
こうしてみると、テンプレ物はかなり有利ですね。もうすでに話の土台というか、覚えるべきものが「○○系」でまとまっているので、上の話で言うなら1チャンクにまとまっています。
手厳しい批評は心に来ますが、発見があるのがいいですね。まあ一番欲しいのは「面白かった、続きが読みたい」ですが。