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公開中の作品紹介

いくつか新しく小説を公開したので、改めて紹介を書きたいと思います。

【新しく公開したもの】

■家族のひととき
家族で高尾山へ行ったある日曜日を淡々と書きました。
小学六年生の息子と、一緒に出かけることになったその幼なじみの少年を中心にしています。
『梅雨明けの、空の下。』で高校生として登場する少年を登場させています。
つらつらと出来事をなぞる形で書いているので、文章や展開に起伏がなく、読みにくいかも知れません...。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881713245

■アイ・リメンバー・とも君
他サイトのご当地イベントように書きました。
大人になって昔の自分と変わってしまったことへの不安と再生的なものを書こうと思いました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881714167

■ノーマン・イズ・ア・プラネット
他サイトの三語イベント用に書きました。
ラノベは全く読まないのですが(というか読書自体あまりしないのですが) なんとかラノベ風にと思いましたが、多分全く成功していないと思います。
主人公が女海賊なのですが、全く意味の無い設定で、ちょっとまずかったなとは思っています...。
お題は「孤島」「荒ぶる神」「無の境地」
縛りは「美形が登場する」です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881713269

■ぼくはグロテスク
書き始めてそこまでたっていない頃の作品です。
顔の半分に大きな痣のある少年が、中学校でいじめにあいつつ、あることがきっかけで自身を身につけるさまを書きました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881713313

■純粋のかけら
他サイトの三語イベント用に書きました。
良妻賢母という枠にはまっていなくてはいけないというプレッシャーに潰されそうな母親の感情の機微を書こうと思いました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881713287

【以前から公開していたもの】

■真っ赤なバラをエミリーに
公開している中では唯一の長編(中編?)です。
頑張って書いたこともあり、思い入れはかなりあります。
暴力的な社会の中で大切なものを守ろうとする純愛系の話のつもりですが、
かなり暴力描写、性的描写が多いので、お読みになる方はご注意ください。
アメリカの財政が破綻した架空の都市を舞台にしています。
野性時代フロンティア文学賞で運良く1次通過しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881219145

■梅雨明けの、空の下。(恋愛小説コンテスト参加中)

文化祭を舞台とした、恋愛要素を含むお話です。
高校一年生の主人公(男子)が、同じクラスの女の子の恋愛を後押ししようとしながら、自身を見つめ直していくというストーリーがこれまで公開していた第1章。
現在、第2章を執筆中で、第1章及び『家族のひととき』に登場した少年の中学時代を描いています。
読んでくださった方の多くが「ジュブナイル小説」だとおっしゃってくださったので、多分ジュブナイル小説です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881116774


■こわれものたち(短編集)

AI技術の進んだ近未来が舞台の短編集です。
基本的には一話完結ですが、
少しずつお話がつながっている連作短編の形をとっています。
どれも、人工知能の搭載されたロボットたちが遭遇したり引き起こしたりする出来事を中心に描いています。
ありがちなストーリーになってしまっていることは否めないのですが、
その中での感情の動き方や世界観を楽しめればいいかなと思っています。
1作だけでも、空いた時間でさくっとお読みいただけます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881116794

■未知の味(恋愛小説コンテスト参加中)
かなり前に書いたものです。
アメリカ文学を学ぶ女子大生が、新任の非常勤講師に惹かれていきつつ、
常に新鮮な味を求める自分を省みていくというストーリーになっています。
恋愛に関しては、かなり皮肉っぽくなってしまっているので、
甘い恋愛を読みたい方には向かないかも知れません。
ものすごくライトにミステリ要素を含んでいます。
アメリカ文学作品がちょこちょこ登場するので(本当にちょこっとですが)、
米文学がお好きな方は多少楽しめるかも...と淡い期待をしております...。
恋愛小説コンテスト参加中ですが、もしかしたら規定文字数まで行かず断念するかもしれません...。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881116811

■ようこそ、地獄の台所へ
食人鬼に妹を殺されたタクシーの運転手が、
裏の仕事で何度か手を組んだ殺し屋とともに復讐に出かけるというストーリーです。
今上げている作品の中では、『真っ赤なバラをエミリーに』と並んで、最も気に入っている作品です。
ですが、題材的にはミステリ要素がありそうなのにそれが皆無であることや、
エグイ描写が多い点などから、あまりおすすめはできないかなと思います。
キャラクターや会話をメインとした、ノワールっぽい作品のつもりです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881116807

もし、お時間がありましたら、ご一読いただけると、とても嬉しいです。

8件のコメント

  • こんばんは。RAYです。
    このたびは「色の無い夢」にレビューをいただきありがとうございます。
    お褒めの言葉に加えアドバイスまでいただき感謝しています。

    最後の部分を少し変えました。ただ、実際彼女はこの世とあの世との狭間にいて「色の無い夢」を見ていますから、少しだけ色のある景色を見ていると言うのは「目が覚めた状態」です。ただ、おっしゃりたいことはわかりますので、少しぼかした言い方に変えます。



  • RAYさま

    拙い感想で失礼いたしました。
    ラストはやはりそういう感じですよね。
    色のない夢の世界をずっとさ迷い、時たま現実の色を見てしまう、という感じでしょうか。

    実は、他の方のレビューで「私の正体は実は...」みたいなものがあったので、私が何が見落としてしまったのかと思い、
    それもあっていろいろと混乱したというのがあります。
    たぶんそれは、私が他のレビューを見てしまったことがいけなかったのだと思います。

    ですが、「夢ではない」から「目覚めている」に変わったことで、意識が覚醒しているというニュアンスが強まり、逆に夢の世界にいないわけではないという印象も生まれた気がするので(覚醒している状態で夢の中をさ迷っている)、
    最後の「決して覚めることのない夢を」の部分とのうまくはまらない感じがなくなって、私のように読解力のない者にとっても分かりやすくなったように思います。

    ご対応の早さに驚くとともに、拙い意見を反映していただいて恐縮です。
  • こっそりと失礼いたします。
    高尾つばきと申します。

    この度は、拙作「猟奇なガール」にレビューを頂戴し、誠にありがとうございました。

    それでは、また……頭を下げながらフェードアウトしていきます……
  • 高尾つばきさま
    コメントをいただきまして、ありがとうございます。
    御作、とても面白かったです。
    関連作もおありのようなので、少し時間を置くと思いますが、また読ませていただこうと思っております。
    こういうサイトで素敵な作品や作者の方を見つけられるのは嬉しいものですね。

    また、ご感想もいただいていたみたいで、ありがとうございました。
    今は1歳ちょっとの娘がいるのですが、
    実はあの作品は4年くらい?前に書いたもので、その頃は結婚もしていなくて働いておりました。
    そんな中で書いたものを、子育て経験者、という風に捉えていただけたのは、リアルに書くことが出来たのだなとひとつ自信にもつながりました。
    改めて、近況ノートのお礼のページを更新して、ご挨拶したいと思います。

    ありがとうございました。
  • ひとみさま

    はじめまして。
    お越しいただきましてとても嬉しいです。
    ありがとうございます。

    「ぼくはグロテスク」かなり前に書いたもので、内容も内容なので投稿しようか迷っていたのですが、
    こうしてお読みいただいて、素敵なレビューもいただいて、
    投稿してよかったなと思っております。
    生命力、というのはあの作品で意識して書いていたので、
    そこをすくい上げてくださって、とても励みになりました。

    御作、実は以前から少し気になっていたのですが、ちょっと取っつきにくくて挑戦できずにいました。
    せっかくの機会なのでお時間いただくも思いますが、お読みしたいと思います。

    ありがとうございました。
  • ひとみさま

    わざわざ追記で優しいお言葉をくださって、本当にありがとうございます。

    おっしゃるようなことは確かにあるかもしれません。
    顔に痣がある、というだけで、他人は経験しない様なことに晒されるでしょうし
    そういったことを乗り越えていくことで、人間的に大きくなれるのかも知れませんね。

    実は、小学校の頃、この少年のように顔に痣のある先生がいまして、
    その人の話を思い出しながら書きました。
    ストーリーは全てフィクションですが。
    とにかく、その先生は痣はありましたが、ドラマで描かれる先生に近いところがありまして(あそこまで押し付けがましくないですが)
    その学校で1番生徒から好かれていました。
    ひとみさまがおっしゃるように、いろいろなものを乗り越えてきた結果なのかな、と感じました。

    子供の頃は狭い学校社会の中にいるので、みんな井の中の蛙状態ですよね。
    広い世の中を知らない分、ものの見方が偏っていて、それがいじめの原因になっている部分もあるように思います。
    新しいものを発見することで、いじめられて当然の子もいなければ、いじめることが当然なはずないということに気づき、
    そういう経験を積み重ねていくことで、高次元でものを見れるようになっていくのかも知れません。

    長文になってしまいました。すみません。
    とても励まされました。
    重ね重ね、ありがとうございます。
  • Zooey様

     お久しぶりです。「こわれものたち」が公開中のものが見終わったので、Zooey様の作品をもう一つ読もうと思っているのですが、今一番読んでほしいものがあったら教えて頂けたら幸いです。
     申し訳ございません。どれを読もうか迷ってしまいました…
  • バンブーさま

    お久しぶりです!
    Twitterの方でもお礼を申し上げましたが、「こわれものたち」へのレビュー、そして1話ずつ応援もして下さっていますね、ありがとうございます。

    読んで欲しい作品...。
    一番は『真っ赤なバラをエミリーに』というヤツなのですが、ちょっと暴力描写が多いので、それでも大丈夫であれば。
    ダメ人は全く受け付けない話かも知れませんが...。
    あと、文字数が多めなので(7万文字くらいなので、ほかの方の長編に比べれば少ないほうですが)
    お忙しいようだったら別のものでぜんぜん大丈夫です。

    と言うか、こんな風にいろいろとお読みいただいて本当にありがとうございます。
    赤ちゃんが体調壊したりいろいろとあってあまり落ち着いて読んだり書いたりできませんでしたが
    少し落ち着いてきたようなので、また、少しずつ読ませていただきますね。
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