第一話で登場したカウンティングというカジノ用語。
ブラックジャックの話になったときに作品内でも書きますが、初回はこのカウンティングについて軽くご説明。
カウンティングとは……。
場に出たカードを記憶し、次に出る可能性が高いカードを推測するという高等技術です。
そう、技術なんです! 作中ではイカサマとなっておりますが、本来はイカサマではないんです!
ですが、カウンティングを使われると勝負どころが明確にわかってしまいカジノが損をしてしまいます。
なのでカジノはカウンティングをイカサマと位置づけて、カウンティング行為を禁止しています。
とはいえ、人の頭の中を覗くことはできないので、実際にカウンティングしてるかどうかは本人にしかわかりません。
なのでバレないようにカウンティングするというのも、プロの技術の一つなんですね~!
また、カウンティングにも種類があります。
大雑把にカードを覚えるハイ・ローカウンティングは、本場のカジノで多くのプレイヤーが使っているとされる一番簡単なカウンティング法。
主人公にアマチュアと評されたオッサンも、このハイ・ローカウンティングを駆使していました。
そして究極のカウンティングなんですが……
なんとなーく予想出来ませんか?
そうです! 全てのカードの残り枚数を記憶し、期待するカードが次に出る確率まで考えるカウンティング――名をパーフェクトカウンティングと言います! そのまんまですね。
もはや人間の扱える限界を超え、コンピュータにのみ許された聖域!……なはずが「一流のカジノプロだったら出来て当たり前だろ?」と意味不明な理由で、主人公はパーフェクトカウンティングできちゃったりします。
最高に頭おかしいですね、ICチップでも埋め込まれているんでしょうか?
今回はここまで。
次回の更新は4/2(日曜日)の11時ごろを予定しています。
それではまた。