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映画三昧――あと、それと。

こんにちは。
いつも作品を拝読頂き、ありがとうございます<(_ _)>

じつは今週時間が取れたので、ずっと見たかった映画を5つ片っ端から観て来たのですが……そのどれもが全部、個人的にとても面白かったので、感想を残す意味も込めてこちらのノートを利用し書いております。すみません。

以下が、直近で観た作品なのですが――、


●あの花が咲く丘で君とまた出会えたら(邦画)
泣きました。じつは事前に口コミ等で内容は知ってはいたのですが……それでも感情移入が凄まじく、引き込まれ、涙が止まらなかった。現在の女子高生と戦時下の特攻隊員との掛け合わせが印象的ですし、改めていろいろ考えさせられる作品でもあって揺さぶられた……。面白かったです。


●52ヘルツのクジラたち(邦画)
本屋大賞受賞作の実写化。コチラも泣きました。ヤングケアラーやジェンダー等様々な社会問題を扱った内容で、もう苦しくて、苦しくて。それでも、とても素敵な作品でした。キャスト方の演技も凄くて……杉咲花さんは中でも本当に凄かった。そして何より、特にこの映画で一番印象的なのが、終盤のとあるワンカット。カメラ長回しで撮られたであろう「あるシーン」は衝撃的、凄まじかったです。おそらく、一生記憶に残るものだったかな、と。面白かったです。


●オッペンハイマー(洋画)
アカデミー賞受賞作ですね。もともと世界史には関心が強く、NHKの「映像の世紀」なんかは何度も見返すほどに好きなので、ストレートに面白かったと言っていいのかは正直あるのですが、存分に楽しめた映画でした。様々なシーンでのオッペンハイマーの表情で語る演技が印象的で、これも考えさせられる映画。解説などを見て、もう一度見に行くと、もっと没入できる作品だなとも思ったり。面白かったです。


●デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(アニメ映画)
原作未読。ワクワクドキドキしながら楽しめました。幾田りらちゃんとあのちゃんの声も合ってました。ある種終末的な設定の世界観に反して、その現実下で生きている女子学生たちの軽妙な会話が面白くて飽きなくて、その緩急が良かったです。キャラがホント魅力的!そして後半は、え、え、、えっ??どうなるの!?って驚きっぱなしで気になる引きのまま終了。後半は五月下旬上映とのことで、続きが気になってもうしょうがない!!面白かったです。


●四月になれば彼女は(邦画)
予告を見た時点で絶対に見る!と決めていた作品でした。もう世界観と雰囲気、そして映像が好き。実際に観たらその期待通りで、ウユニとチェコとアイスランドの映像は神秘的でした。チェコは実際に行ったことがあるので懐かしくも思ったり。本作はまさに現代の恋愛を丁寧に、繊細に描いた作品だと思います。作中で語られる「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう」に対する回答が……沁みる。内容の構成も展開も、今後自身の創作に参考にしたいなとも思ったりして。春、青春、そこから時を経て、そして紡がれる愛という自分の好きな要素が詰まりに詰まった大好きな作品です。上映後、パンフレットも買っちゃいました。


以上5作品、ホント面白かった!なんか、映画ブームの波がやって来そう。。
ですが一方で、読書も並行でしておりまして。コンテンツがもう大渋滞しております。。
もうすぐ本屋大賞の発表ですね。自分は「成瀬シリーズ」が大大大好きなので、ぜひ受賞してもらいたい!(笑)


最後に。
合間合間で昨日から読み進めていた「とあるラノベ」が、これまた最高に面白かったので、こちらも合わせて。


●神様のいるこの世界で、獣はヒトの夢を見る(講談社ラノベ文庫)


世界観が壮大で、緻密で、重厚で、壮絶で――没入して一気に読みました。いやぁ、すごかった。ダークファンタジーの巨編です。本当に面白かった。面白過ぎました!


というわけで。
今週も天気が不安定でお花見シーズンでありながら、少々残念ですね。お花見できるのは、来週末になりそうかな?(関東)
あっ、話は変わり。最後の最後におまけという事で。
一年前のちょうどこの時期に書いた作品を一応紹介させてください。


●雨桜に結う
https://kakuyomu.jp/works/16817330655013025081
時期と天候として合っているのかなと思い、載せたいと思います。少々重めではありますが、愛着のある短編作品です。良ければ。


この春、執筆も頑張って、もっと鍛錬だッーー(一番大事?)
ということで、長々とすみません。

以上、お読み頂きありがとうございました!

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