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アングマール戦記・アングマール戦記2

 女神伝説四部作を書いている時に女神の故郷の話を書く必要があり、あれこれと適当なエピソードを書いていたのですが、全部まとめておく必要を感じて出来上がった作品です。

 完全な空想世界ですが、とりあえず古代エレギオンは小アジアの一角、それもエーゲ海沿岸ぐらいにしています。とにかく空想世界ですから、都市の配置や地形まで創造する必要があり、手元には小汚い手書きの地図が残されています。

 第1部はまだ簡単でアングマール軍の侵攻から三次に及ぶエレギオン包囲戦を描けば良かったのですが、第2部が大変でした。

 反攻作戦を描くのですが、作品を書く前からこれが250年と決まっていたので、とにかく脇役を創作するのにノックダウン。第3部を書く予定が消えています。

 それと非公開予定ですが、アングマール戦後から古代エレギオン崩壊までを描くエレギオン後史も書いています。これも年月が猛烈に長くて、史実と適当でも辻褄を合わせるのに死にそうでした。

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