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【1章おさらい・補足②】預言者グレーダン/グレーダン教の新興

隕石が降り注いだ当時、帝国時代と言われておりグレーダンという王がラ・クリマス大陸を統治していました。

そのグレーダンは各地で発生する厄災の解決策に頭を悩ませていましたが、とある日の夜、夢の中でお告げを受けたとされています。

お告げの内容は、隕石の欠片を用いれば厄災をもたらす悪魔を封印できる、というものでした。
これをもとにグレーダンは、隕石を着装した杖「ディヴィルガム」を作り出したと言われています。

そして7体の悪魔がそれぞれ宿ったとされる7人の女性を拘束することに成功し、十字架に付け、民衆の前でディヴィルガムを使用し、すべての女性から悪魔を祓うことに成功したと言われています。後に『魔祓の儀』と呼ばれます。

翌日、グレーダンは再び民衆の前に姿を現し、悪魔は大陸の民が抱く7つの悪徳によって導かれ顕現するのだと主張し、今後二度と悪魔が顕現しないようにするため「7つの戒め」を民衆と誓約しました。
※「7つの戒め」に関しては別途ノートを更新します。

グレーダンの没後、民衆は啓示を以て大陸を救った国王を預言者として崇め、その訓えを信じていれば救われる、
それが次第に転じて「災いから逃れ平穏な死を迎えられる」「天の国に導かれる」などと信仰され、宗教として確立するに至りました。

これがグレーダン教の新興となります。


※ちなみに以上の史実は、あくまで「グレーダン教典」で説かれている内容となります。

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