本当は朝10時に公開する予定だったのですが、
何度も何度も読み返してしまい、ようやく先ほど投稿できました。
今日は仕事がお休みだったこともあり、
朝早くから静かな時間を使って、ずっと物語と向き合っていました。
今回の十四話だけでなく、これまで投稿してきた各話にも、
少しずつ手を入れています。
言葉の響きや余韻、麻生の小さな表情のゆらぎを、
ほんのすこしだけ深く描けた気がしています。
この作品は、数年前からあたため続けてきたものです。
どの一文も、自分にとってはかけがえのない“声”であり、“我が子”のような存在。
「声だけは届く場所」──
読んでくださる方の心のどこかに、
そっと寄り添うものがありますように。
