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ナゼルの夜会について

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891184114/episodes/1177354054891184388

プーランクのピアノ作品に《ナゼルの夜会》という素敵な作品がある。20分以上かかる作品だが実はあるサロンで即興されたものを6年がかりで楽譜に起こして完成したものだ。
即興が元、というのは興味深い。考え抜かれて書かれたというよりその人の当時持っているすべての完成を良くも悪くも全てを反映する。つまり嘘偽りない当時持っている彼の真実の音楽性が見えるのではないだろうか。

さらにさらに、この作品は構成がある。前奏曲(小カデンツァつき)、第1~8変奏、カデンツァ、フィナーレという順番に演奏される。

まぁ前奏曲は序章ですよね。

次に、変奏って言うのは確か、基になるテーマがあってそれを変化させる曲だろ・・・?と思いきや、別に変奏でもなんでもない。確かにああ、個々のフレーズはあそこの変化か、みたいなものはあるものの別に第1~8変奏に共通するものがあるわけでもない。

じゃぁ、何を8個も演奏するのか_____。

実はタイトルがついている!!それもどんな曲よっと疑うようなタイトル。例えば自己満足。え、どういう曲だよwwwっていう。しかも、タイトル=肖像画、らしく作曲者がそこにいる人を音楽で表現したらしい。おいおいおい、いいのかよ!(笑)
まぁ愉快なタイトルが8個もあるわけで(笑)バラエティたっぷりの曲ですよね。

これらが終わると今までの振り返りのようにカデンツァを歌い上げ、

最後は来た人みんなが社交辞令とかいいながら慌ただしく、そして楽しく帰宅する姿、そしてその中で生まれたロマンスなんかがあっちゃったりして。ちなみに作曲者自身の肖像らしい。洒落た最後。


って、こんな素敵な面白すぎる曲にであって沢山のストーリーが思い浮かべられて止まないなーと思って書いてみようと決意した。

そして思い知る。

本、好きだったはずなのに・・・もっと書けると思ってた!
ぜんっぜん良いセリフ回しが思いつかないし、なんなら日にち経って見返してみるとおまえ何言いたいの?っと自己嫌悪に陥りがちです。

が、初めて乗りかかった自分企画。
ここはひとつ、元ネタがあるのだからあきらめずやってみようという次第です。

まだ前奏曲の途中までなんだがね。



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